以前と比較すると、少し前まで高価に感じられていたものが、最近では以外と安く買えるということが増えてきました。スマートフォンやSIMカードも、その1つ。テレビの広告にまで、格安スマホや格安SIMという言葉が増えてきました。しかし、スマホはともかくとしても、SIMについては詳しくは知らないという人も多いのではないのでしょうか。
そこで、それぞれの製品別に金額や性能などの気になるところに焦点を当て、基本的なSIMについての話を交えつつ特徴を比較。その結果、おすすめのSIMについて紹介していきたいと思います。
当サイトおすすめの格安スマホランキングを参考に比較してみよう
まずはじめに、当サイトおすすめの格安スマホランキングを紹介します。格安スマホや格安SIMについて知る前に、どんなメーカーや機種があるのか確認しておくと比較する際に役立つかもしれません。
LINEモバイル
DTI SIM
mineo
DMMモバイル
nifmo
格安スマホランキングで紹介したメーカーで取り扱っているスマホ
ここでは、先ほど格安スマホランキングで紹介したメーカーで取り扱っているスマホ端末のイメージを一部紹介しています。あなたの好みに合ったスマホがきっと見つかります。
LINEモバイル
AQUOS sense lite SH-M05 | ZenFone4 Selfie | ZenFone Max Plus | HUAWEI nova lite 2 |
DTI SIM※スマホレンタルオプションの端末になります。
– | – | ||
iPhone 6s 海外SIMフリー版 | iPhone 7 国内SIMロック解除版 | – | – |
mineo
AQUOS R compact SH-M06 | HUAWEI nova lite 2 | ZenFone 4 Max | AQUOS sense lite SH-M05 |
SIMカードって何?初心者にも分かりやすく解説します。
格安SIMという言葉は耳にするけれども、そもそもSIMカードとは何のことを言っているのでしょう?知っているつもりでも曖昧なままにしてしまっている人もいるのではないでしょうか。
具体的には、このSIMと呼ばれているカードを利用して、メールやインターネットと言ったデータ通信、音声通話が行われています。
つまり、モバイル機器にはなくてはならない心臓部の部品です。私たちは携帯会社と契約を結んで、月々お金を払いますが、この際に支払っている料金は、各社と契約した際に受け取ったSIMカードで回線を使っていることへの利用料と考えていいでしょう。
もちろん、モバイル端末を分割払いで買った場合には、支払い料金に端末代金も含まれることになりますが。
話を戻します。SIMカードには大きく分けて2種類があります。
- 1つは音声通話付きのSIMカード
- もう1つは、データ通信専用のSIMカード
ドコモやauなどの大手キャリアと契約を結んでいる人のほとんどは、こちらを利用していることになります。具体的には、データ通信と音声通話の両方を行うことが出来ます。
その名称通りにインターネットやメール、アプリのダウンロードなどはできますが、電話としての通話をすることが出来ません。
データ通信 | ||
音声通話 |
SIMカードは、通信量などはSIMカードごとに計算されているため、利用可能端末であれば、入れ替えても利用することができます。そのため、キャリアで購入した端末に格安SIMを入れて利用することで、端末代金を大幅に節約することができるのです。
ただし、SIMカードと端末との相性などもありますから、事前に利用できるか否かの確認は済ませておきましょう。
さらに詳しくはこちら!simカードとは何か?格安SIMとは何か?にも詳しく記載しています
格安SIMと格安スマホは安い以外にどんな特徴があるのか詳しく解説します
格安SIMとは大雑把に言うと、MVNOが低価格で取り扱っているSIMカードの事です。
格安スマホについては、人によって定義づけが異なるかと思いますが、料金が安いスマートフォン端末を指すか、格安SIMを利用することで、月額の利用料を安くおさているスマートフォンといったところでしょうか。
数あるMVNOの中には、モバイル端末とSIMカードをセットで販売しているところもあるため、そのまま組み合わせて利用する場合もあるでしょう。重要なのは、SIMカードの契約プランがお手頃価格で安いということに尽きますが、利用端末にも注意が必要です。
例えば、ドコモのスマホを持っていて、MVNOに乗り換えるとき、端末代がかからないようにSIMカードの契約だけをしたとします。この時に契約するMVNOがドコモから回線を借りている場合には、そのまま使えることも多いですが、そうではないときにはSIMロックというものを解除しないといけません。
おすすめの格安SIMランキング一覧
格安SIM最安値ランキング
DMMモバイル | データ通信1GB | 480円 | |
LINEモバイル | LINEフリープラン | 500円 | |
DTI SIM | データ通信1GB | 600円 | |
nifmo | データ通信1.1GB | 640円 | |
mineo(Dプラン) | データ通信500MG | 700円 | |
mineo(Aプラン) | SMS付データ通信500MG |
当サイトおすすめの格安SIM最安値ランキングを見てみましょう。価格の安さだけを見た場合、大体このようなランキングになります。ただし、ランキングから除外していますが、DMMモバイルには実質データ容量0(常に低速通信)の440円のライトプランというのがありますから、参考程度に留めるようにしてください。
キャンペーンその他で、さらに安くなる場合もあります。
mineoにはドコモ回線のDプランとau回線のAプランがあり、AプランのSMSとはショートメッセージサービスの事で、電話番号で簡単なメッセージを送ることが出来る機能です。普通、SMSを付ける場合にはデータ通信+150円ほどかかりますから、その分お得であると考えることが出来ます。
また、LINEモバイルのフリープランですが、LINEはデータ通信量にカウントされず、仮に容量を超えて低速になったとしても、LINEだけは高速通信が出来るため、LINEを日ごろから使う人には、特におすすめできます。
格安SIM 音声通話付き3GB 安さランキング
DTI SIM | 1490円 | |
DMMモバイル | 1500円 | |
mineo(Aプラン) | 1510円 | |
U-mobile | 1580円 | |
BIGLOBE | 1600円 | |
nifmo | ||
nuroモバイル | ||
mineo(Dプラン) |
続いて、一般的に3GBあれば、利用するうえで困らないと言う話があるくらいですから、音声通話+3GBのランキングについても触れておきたいと思います。
これは私見となりますが、音声通話付き3GBSIMの値段については、おおよそ1,600円を下回っていたら、安いとみて良いのではないでしょうか。
また、音声通話に関しては、多くのMVNOで20円/30秒と高めの値段設定になっています。そのため、通話を頻繁に利用すると言う人は、データ通信の利用料金の安さだけで決めない方が良いでしょう。
格安simの各社料金比較
格安 SIMの購入を検討する際には、各社のホームページで、料金を比較してから選ぶのが普通だと思います。
当然、データ容量やプランなどの料金が細かく書かれていますが、では、その料金が高いのか安いのかと言われたら、わかり難いと感じるのではないでしょうか。
ここでは、主なMVNOを9社の料金を比べて、どこが安いのかを比較しながら見ていきたいと思います。
SMS付sim料金比較
メーカー | 3GB | 5GB | 10GB |
UQモバイル | 980円 | × | × |
mineo(Aプラン) | 900円 | 1580円 | 2520円 |
mineo(Dプラン) | 1020円 | 1700円 | 2640円 |
BIGLOBE | 1020円 | × | × |
nifmo | 1050円 | × | × |
DTI SIM | 990円 | 1370円 | 2250円 |
DMMモバイル | 1000円 | 1360円 | 2340円 |
LINEモバイル | 1110円 | 1640円 | 2640円 |
U-モバイル | × | 1630円 | × |
nuroモバイル | 1050円 | 1450円 | 2450円 |
上記の表を簡単に補足すると、「×」になっているところは、プランとして存在していません。ですからUQ mobile(UQ モバイル)の場合、3GBのプランはあっても、5GBや10GBのSMS付データSIMは扱っていないわけです。
また中にはデータ専用SMSに、SMS機能を追加した合計の値段を提示している会社もあります。
それからmineoですが、au回線のAプランとドコモ回線のDプランで料金が違います。余談ですが、Aプランにはデータ専用SIMはなく、全てSMSがついているそうです。また、LINEモバイルは、コミュニケーションフリープランの料金になっています。
スケールとして3GBと5GB、10GBを選んだ理由は、多くのMVNOでプランを用意している事と、多くの人が使うであろうデータ容量帯であると考えたからです。特筆すると、4GBというプランを扱っているのは、NUROモバイルだけになります。
比較検討したところ、3GBではmineoのAプランやUQ mobile(UQ モバイル)、DTI SIMが1,000円を下回っていて、単純に安いと言えるでしょう。ただし、mineoとLINEモバイル以外は980円から1,050円で横並びの感がありますから、大きな値段の違いはなさそうです。
LINEモバイルは、カウントフリーになるコンテンツが、標準で用意されているためか、全体的に高めになっているので、料金で見た場合には割高に感じてしまいます。
その他、5GBや10GBも加味してみると、全体的に安いという印象を受けるのが、DMMモバイルとDTI SIM。次いで、NUROモバイルでしょうか。10GBともなると、かなり大きな容量となるため、取り扱っていないところも増えてきます。
音声通話sim料金比較
メーカー | 3GB | 5GB | 10GB |
UQモバイル | 1680円 | × | × |
mineo(Aプラン) | 1510円 | 2190円 | 3130円 |
mineo(Dプラン) | 1600円 | 2280円 | 3220円 |
BIGLOBE | 1600円 | × | × |
nifmo | 1600円 | × | × |
DTI SIM | 1490円 | 1920円 | 2800円 |
DMMモバイル | 1500円 | 1910円 | 2890円 |
LINEモバイル | 1690円 | 2220円 | 3220円 |
U-モバイル | 1580円 | 1980円 | × |
nuroモバイル | 1600円 | 2000円 | 3000円 |
音声通話SIMについては、細くはSMS付SIMの時と同じです。3GBでは、多くの会社で1,600円前後といったところですが、DTI SIMやDMMモバイル、mineoAプランが安めの設定になっています。
上記以外の会社を見た場合でも、1,600円より高いか安いかを基準に考えると、良いのではないでしょうか。LINEモバイルが高めなのは、前述通り。ですが、UQ mobile(UQ モバイル)が高めになっているのが気になるところです。
値段だけを見た場合、あまりUQ mobile(UQ モバイル)で音声通話を付けない方が良いかもしれません。それ以降のデータ容量でも、DTI SIMとDMMモバイルが、揃って安い印象を受けます。
目安としては5GBが2,000円、10GBが3,000円になるでしょうか。そう考えるとNUROモバイルは、平均的な金額設定になっているようにも見えます。
追加容量の料金比較
メーカー | 100MB | 500MB |
UQモバイル | 200円 | 500円 |
mineo | 150円 | × |
BIGLOBE | 300円 | × |
nifmo | × | 900円 |
DTI SIM | × | 380円 |
DMMモバイル | 200円 | 600円 |
LINEモバイル | × | 500円 |
U-モバイル | 300円 | 500円 |
nuroモバイル | 500円 | 2100円 |
最後に、万が一データ容量を超えてしまったときに使える、追加での容量購入時の値段について触れておきます。
上記以外にも、1GBや3GBを売っているところもありますが、扱っていない会社も多かったため、省かせてもらいました。1GB=1,000MBと考えると、これらの容量はそれぞれ0.1GBと0.5GBの容量とみることが出来ます。
ここでデータ容量の表、特にNUROモバイルがわかりやすいと思いますが、3GBから5GBになる時に増える額は400円です。同じように5GBから10GBになるときには、1,000円になっています。
これを1GBあたりに直したら、200円です。NUROモバイル以外も、大きくは変わらないのではないでしょうか。追加でデータ容量を買う場合、0.1GBで安くても150円ですから、かなり損をしているのがわかります。
格安SIMはなぜ安い料金で利用できるの?安い理由はここにあり!
まず、MVNOは事業のための回線を借りる際に、大手キャリアからまとめて借りていることが多く、これが低価格を実現できる最大の理由としてあげられます。
大量購入したら安くなる、ボリュームディスカウントのようなものと言うとわかりやすいかもしれません。
それから、運用の際に必要となる設備面ですが、ほとんどの設備は、大手キャリアがすでに備えており、自社での改めての追加負担が少なくて済みます。おかげで、最低限の設備で運営することが出来るのです。
また、MVNOは店舗よりもインターネットでの展開を強化している傾向にあり、大手キャリアほど人件費がかからないため、利用料金に反映できるというわけです。
ただし、借りている回線を使用するため、利用できる量が決まっており、大手キャリアと比べると混雑しやすい傾向にあります。
また、最低限の設備も、キャリアほどの機能を備えているところは少なく、単純な通信速度を数値で比較すると、キャリアに見劣りしてしまうことがあります。
しかし、通常の範囲の利用で、そこまでの差を感じることはありません。
格安スマホはなぜ安いのか?安さには理由があります
まずは、扱われている端末についてですが、格安スマホと呼ばれる安いスマートフォン端末は、機能を最小限に設計されていることが多いです。
単純なスペックを数値で比較しても、大手キャリアが販売している製品と比べると、劣って見える部分があるでしょう。ただし、それで悪いかと言われたら、そんなことはありません。
また、上手く探すことが出来れば、キャリアのものよりも性能が良く、値段も安い製品を見つけられることもあるでしょう。
次に、SIMカードとの組み合わせの話をしたいと思います。既にお気付きの通り、格安SIMには様々なプランが用意されています。
音声通話を必要としているのかに始まり、データ容量、通話オプションなどと、それぞれが自在に選べると言っても過言ではありません。
通話を利用する予定のない人であれば、データ通信専用にすれば、それだけで安くなりますし、データ容量も1か月に1GBで充分だと思えば、さらに安くなります。
要するに、自分にとって必要なサービスのみを選び取ることが出来るため、簡単に費用を最小限に抑えることが出来るのです。
コスパが良い格安スマホは自分の利用方法合わせて決めよう!
格安スマホに乗り換えるとき、何を考えているかといえば、いかに安くできるかだと思います。そのため、コスパを意識している人は多いのではないでしょうか。
できるだけ安く、それでいて、不便がないものを選ぼうと思ったら、何に気を付ければいいのか、考えてみましょう。
格安スマホを使う上でかかる料金って何があるの?
格安スマホの料金ですが、大きく分ければ、端末の料金とSIMカードにおける料金になるでしょうか。
そのうち特に気にしたいのが、SIMカードについてです。SIMカードは、データ通信や音声通話に必要なもので、様々なプランがあります。
イメージとしては、「月々○○円」といわれているところですね。大雑把に見ると下記になります。
- データ専用SIM
- データ専用SIM(SMS付き)
- 音声通話付きSIM
「データ専用」が安く、「音声通話」も可能になると料金が高くなります。
これに加えて、オプション料金や通話料もかかってきます。通話料金について詳しく知りたいときには、こちらも見てみてください。
格安スマホにおけるコスパが良いって何?
コスパ=安いと考えている人もいるかもしれませんが、安ければいいというわけでもありません。仮に安さだけを求めるのであれば、中古の端末を買って、データ容量の少ないデータ専用のSIMを選ぶだけでいいでしょう。
その場合、おそらく初期費用1000円以下、月々500円以下でも見つけることができるはずです。
ですが、この場合だと、音声通話はできません。端末も古いものになりますから、すぐに壊れてしまう、スペックが足りなくて満足に使えないなどの弊害がある恐れもあります。
データ容量も少ないですから、動画など通信容量が多いものを使うには、WI-FIが必須になるでしょう。
ですから、特に格安スマホでコスパをよくしようと思ったら、自分が必要だと思う端末のスペックと、データプランをしっかり決めておく必要があります。
スマホのスペックについて知りたいときには「スマホを購入するときに見ておきたい3つのスペック」を参考にしてみてください。
コスパが良いかは自分に合わせて決めましょう!
格安スマホのコスパについて、話をしてきましたが、最も気にしておきたいのがSIMカードのプランやオプションの取捨選択だといえます。
軽く触れていますが、プランだとデータ容量がどれくらい必要なのか、音声通話は必要なのか、といったところで料金が大きく変わってきます。
オプションの場合、サポートや保険、使い放題のコンテンツなど各社様々なものを用意しています。
可もなく不可もなく、本当に無駄がない契約をしようとすると、保険もありますからかなり難しいかもしれません。ですが、格安スマホに替えるときには、まず自分の携帯電話の利用状況を確認してみてください。
各社の特色も見ておきましょう!
連絡のすべてをLINEで済ませているという人も、いるかもしれません。そういう人はLINEモバイルにすると、データ容量を気にせずに利用できます。
各社利用できるサービスが違いますから、コスパにこだわるのであれば、こういったところにも目を向けてみるといいかもしれませんね。
用途に合った格安simの選び方
毎月1GB以下必要最低限しか利用しない人におすすめの格安sim
データ通信は基本的にWi-Fiでしか行わなかったり、メールやアプリを使っての連絡しかしなかったりと、データ容量が3GBでも多すぎると言う人もいるのではないでしょうか。
データ容量は増えれば増えるだけ、比例して、月額利用料も増えますから、ひと月当たりのデータ使用量が1GB以内の利用で収まるのであれば、容量も1GBにしておきたいものです。
そこで、ほとんどデータ容量はいらないと言う人向けに、1GBのプランがあるMVNOをご紹介します。
とにかく安い通信料金で済ませたいのであればDMMモバイル
全体的に安めの料金設定のDMMモバイルですが、データ通信のみのSIMカードは1GBで月々480円です。この金額は今回紹介する中でも、最安値になります。
実際はこれに消費税がかかるため、もう少し高くはなりますが、税別料金で500円以下なのはDMMモバイルを含めても何社かしかありません。
またDMMモバイルには、常に低速モードながら、440円でデータSIMを使えるライトプランがあります。
その速度は200kbpsですから、かなり遅くはなりますが、メールや軽いアプリ程度なら問題なくできますので、毎月のデータ使用量が1GBに満たない人であれば、あまり気にならないのではないでしょうか。ライトプランであってもWi-Fiに繋げば、普通に通信もできます。
それから、DMMモバイルにはバースト転送があります。低速であっても、読み込みの最初の少しだけを高速通信で読み込むことができる機能ですが、この機能のおかげで、低速モードであるにも関わらず、思ったほどの不便さを感じずに済みます。
具体的には、テキストメインのWEBページくらいなら、バースト転送の高速通信時間の間に全て読み取ってしまうことも、しばしばです。
通信量が時々1GBを超えてしまうときにはU-モバイル
U-mobile(ユーモバイル)には、ダブルフィックスと言うプランがあり、1GB以下か1GBから3GBかの2段階に分けて料金が決まるプランがあります。
データ通信SIMで、月のデータ通信料が1GB以下ならその月は680円、1GBから3GBなら900円です。1GBを境に行ったり来たりと、通信量が安定しない時には、とても助かるプランではないでしょうか。
- 地図を使わなけならず、パソコンをインターネットにつながないといけなければならなくなったとき
- スマートフォンや携帯電話などの通信回線を利用してインターネットに接続するテザリングを使う必要が出てきたとき
上記のような容量を多く使ってしまう月があると思える場合、仮に1GBをオーバーしても低速モードにならないと言う利点があります。
また、1GBをオーバーして上限が3GBの900円になった場合は、おおよそ相場にあたりますから、他のMVNOで3GBのプランを選ぶよりも、U-mobile(ユーモバイル)の方がお得な場合もあるでしょう。
これはDMMモバイルや、その次に紹介するLINEモバイルにも共通して言える事ですが、データ通信専用SIMの場合、SMS(ショートメッセージサービス)や、音声通話はついていませんから、必要だと思う方はデータン専用SIMの値段にSMS(ショートメッセージサービス)なら150円、音声通話なら700円足すようにして計算をすると良いでしょう。
LINE使い放題が用意されているLINEモバイル
LINEモバイルには大きく3つのプランがあるのですが、1GBが用意されているのはLINEフリープランだけです。データ通信のみで料金は500円ですから、かなり安いと言っていいでしょう。
さらに、LINEモバイルの場合、LINEがカウントフリーとなり、使い放題です。
メッセージの作成・投稿はもちろん、LINEでんわも容量に関係なく使うことが出来ます。また、通常認証にSMSが必要になりますが、LINEモバイルは、例えSMSを付けなかったとしても、認証を行い機能をフル活用できます。
もしも、普段の連絡手段をLINEに任せている場合は、LINEモバイルを使うことを検討をしても良いのではないでしょうか。
あまり使わないから最安で済ませたい
データ使用量が1GBに満たない人は、スマホでのデータ通信をあまり使わない人か、効率よくWi-Fiを利用している人だと思います。
そういった人の場合、多少通信速度が落ちたとしても、あまり負担にならないと思いますし、何より容量を大きくしてもお金の無駄にしかなりかねませんから、1GBのプランの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
3GBもあれば充分! ではどこの会社のsimがお得なの?
主なMVNOの9社の料金プランを比較して見てみると、それぞれ容量の幅が違うことに気が付きます。5GBプランは用意していても、7GBのプランは用意していないと言った感じです。
しかし、なぜか3GBだけはどの会社も用意しています。では、各社が揃えている3GBのプランの中から、どれを選んだら良いのでしょうか。
3GBでどんなことが出来るのか
写真を添付したい場合、写真の画質や大きさなどにもよりますが、1枚当たりの容量がだいたい2.5MBほどだと言われていますので、400通程度を送信することが出来る計算になります。
WEBページもテキストメインのページか、画像が沢山るページか、動画が埋め込まれているのか、どのような広告が表示されているのか、など様々な要因で条件が異なりますが、2,000~3,000回ほど閲覧できる計算です。
つまり、単純な計算では、1日100回以上WENページを閲覧しないと、3GBには届きません。
動画の場合は、容量が重いものも多いですが、3GBだと1か月に6時間は視聴できるようです。この場合、1日10分間の動画を一回見たとして、30日で3GBに到達します。
つまり、毎日見るのではなく数日に1回30分といった形なら、問題なく見ることはできることになります。以上のように比較してみると、3GBでいろいろなことが出来る事がわかります。
値段を比較してみる
格安SIMを選ぶ上で、無視できないのが金額です。複数社のプランを見て比較したところ、データ専用のプランだと900円が3GBの相場と言えそうです。
SMS(ショートメッセージサービス)や音声通話を付けたい場合には、それぞれ150円と700円を足した、1,050円と1,600円が目安の金額になりそうです。
上記を基準に金額に目を向けてみると、DTI SIMがデータ840円、音声通話1,490円の安価でプランを提供しています。
一般に安いと言われているDMMモバイルでも、850円と1,500円ですから、比較してみるとDTI SIMの安さがうかがえます。そうはいっても、DMMモバイルも充分に安いと言えるレベルです。
端末と同時に格安SIMを始めようと思った場合には、NifMoが機器セットの提供を行っていて、指定機種とのセットであれば、データ専用が700円、音声通話でも1,400円で利用できます。
料金の安い方に視点を置いて比較してきましたが、逆に、高い方の会社を見てみると、LINEモバイルの音声通話付きSIM(コミュニケーションフリープラン)が、1,690円で提供されています。
単純な金額比較だと割高にも見えますが、LINEモバイルのこのプランでは、LINEはもちろんTwitterやFacebook、Instagramと言ったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がカウントフリーで、データ容量を気にせず利用することが出来るようになります。
どれを選択したらベストなのか
金額だけを考えればDTI SIMか、端末とセットでNifMoを選ぶといいでしょう。特にDTI SIMは3GBのプランで6か月間お試しが出来るため、迷ったときには試してみると言うものありです。
料金的な違いは、月々100円から200円変わる程度なので、利用できるオプションを比較して決めてもいいかもしれません。
DTI SIMのお試し期間のように、それぞれ料金以外のポイントをあげておくと、DMMモバイルやNUROモバイルなどでは、バースト転送と言って、低速モードになっても読み込みのほんのわずかの間だけ高速通信になる補助機能があります。
そのため、仮に容量オーバーで低速モードになっても、他のところよりも、不便さを感じ難い仕組みになっています。
LINEモバイルは前述通り、カウントフリーがあるのが魅力です。容量オーバーで低速に落ちた後でも、カウントフリー対象内コンテンツであれば、引き続き高速通信が出来ます。
通信速度で比較した場合、UQ mobile(UQ モバイル)やNifMo辺りが比較的安定していますから、参考にしてみてください。
値段以外にも選択肢はある
有料の保険を付けることが出来たり、かけ放題などの通話オプションがあったりと、値段以外にも選択肢として見ておきたいものはたくさんあります。
格安SIMに切り替える前に、自分にはどの機能が必要なのかを改めて確認しておくと、選択もスムーズにいくのではないでしょうか。
余裕を持ったデータ量の選択を
各社値段の違いがあり、その中から何を重要と考えて選ぶのかは個人の自由です。値段は大いに参考にはなりますが、値段がすべてではないのもまた事実です。
しかし、一様に追加でデータ容量を購入すると割高になってしまう傾向にあります。データ容量を選ぶ際には、余裕をもって決めた方が良いでしょう。
お試しをするならどのメーカーでやるのがお得なの?
格安SIMのお試しは出来ないようにも感じますが、探してみれば何社か行っているところがあります。しかし、その内容は様々で、もしかすると試したものの思った成果が得られなかったということもあり得るでしょう。
そこで、DTI SIMとU-mobile(ユーモバイル)のお試しについて、それぞれの特徴を見ていきましょう。
dtisimとU-モバイルならお得にお試しが可能
この2社は数少ない格安SIMを試すことが出来るMVNOです。どちらも月額料金無料で試すことができることと、お試し期間中であれば自由に解約できる特徴があります。
お試し期間の長さですが、DTI SIMが6か月間で、U-mobile(ユーモバイル)が最大2か月間です。
また無料で試せる内容ですが、DTI SIMがデータ専用SIMもしくはSMS付データSIMで、データ容量は3GBになります。対してU-mobile(ユーモバイル)はデータ専用SIM5GBのみになります。
月額料金はどちらもかからないと言いましたが、初期費用としてDTI SIMは3,000円が必要で、U-mobile(ユーモバイル)は初期費用も必要ありません。
最低利用期間はどちらもありません。
dtisimの特徴や利点
DTI SIMの利点は6か月という長さと、SMSを利用できるという点です。DTI SIMは初期費用こそ掛かりますが、6か月試せますから、3,000円で半年使えると言い換えることが出来ます。
U-mobile(ユーモバイル)ですが、最初の2か月と初期費用は無料になりますが、6か月使おうと思ったらプラスで4か月必要です。
U-mobile(ユーモバイル)のトライアルと同じプランを継続した場合、月額1,480円の4か月分なので、総額5,920円となり6か月使うこと前提で見ると、DTI SIMの方が安いとみることもできるでしょう。
それでなくても、6か月あればじっくりと使用感を確かめることが出来ますから、乗り換えるかどうかをゆっくり考えられます。また、SMS(ショートメッセージサービス)が使えると言うのも大きな強みです。
SMS(ショートメッセージサービス)は電話番号を使って簡単なメッセージを送ることが出来るサービスですが、それだけではなく各種アプリの認証にも使われています。
影響がありそうなところだと、LINEでしょうか。認証がないと使えないわけではないですが、機能が制限されてしまいます。
また、アンテナピクト問題対策になると言うのも、SMS(ショートメッセージサービス)を付ける利点だと言えるでしょう。
そのため、多くの人はデータSIMであってもSMS(ショートメッセージサービス)はつけるため、実際に契約した時の趣味レーションとしては、より現実に近い使用感を得られます。
また、DTI SIMは月額1,480円で電話定額プランのお試しが出来ますが、こちらは最低利用期間が12か月存在するため、事前のお試しとしては向いていないでしょう。
U-モバイルの特徴や利点
こちらの利点は、お試し期間内で見れば、全くお金がかからないことです。月額はもちろん、初期費用も、SIM発行手数料もかかりません。そのため、DTI SIMよりも気軽に試すことが出来ます。
最大お試し期間は2か月とDTI SIMと比べると短いですが、解約手続きはインターネットから簡単に行うことが出来、その後はSIMカードを所定の住所に送り返すだけですから、気に入らない時の解約も苦ではありません。
ただし、SMS(ショートメッセージサービス)が付かない(別途料金を払っても不可)ため、認証が出来ないアプリも出てくるでしょう。バッテリーのヘリが速くなる、アンテナピクト問題も関わってくる可能性があります。
トライアルを受けると、のちに音声通話付きのプランに変更するときの事務手数料が無料になる、エントリーコードをもらうことが出来るので、トライアル後継続していくときにも便利になります。
U-mobile(ユーモバイル)のトライアルで気を付けておきたいところは、サービスがスタートした日を含む月を1か月目として2か月とするところです。
簡単に言うと、月末に申し込んでしまうと、お試し期間が1か月ちょっとになってしまうわけです。
良し悪しは自分自身で判断しよう
DTI SIMはSMS(ショートメッセージサービス)を付けることが出来るため、よりリアリティのあるお試しにするにはもってこいでしょう。
U-mobile(ユーモバイル)は、お試しにお金をかけたくない人におすすめです。どちらを選ぶかは本人次第ですが、どちらであっても、手続きをしないと自動的に契約が更新されますので、お気を付けください。
利用状況と通信量の目安
データ容量と言われても、実際どれくらい使っているのか、何にどれくらいのデータ量があるのかというのは疑問に思うところでしょう。そこで、1GBでどんなことが出来るのかを、簡単にご紹介します。
まずはネットの閲覧ですが、yahooのトップページ程度の容量であれば、約4,000回くらい閲覧できます。
画像や動画があるのか、ページの規模、キャッシュの存在などによって一概には申し上げられませんが、テキストが主体のページであれば、より多くのページを閲覧することが出来ます。逆に、画像や映像が多いページを閲覧していると、表示できるページ数は少なくなります。
続いてメールについてですが、テキストだけの300字程度のものであれば、1回15KBほどですので、約6万通を送信することが出来ます。
メールに写真を1枚添付した場合、その写真の容量にもよりますが、仮に合計1MB程度だとすると、約1,000通を送れる計算です。
そのため、テキストのみのメールであれば、毎日使っていても、データ容量を圧迫することはないと考えてもよさそうです。逆に、写真をメールに添付して送信すると言う人は、気を付けて利用した方が良いかもしれません。
YouTubeを使っての動画の視聴ですが、画質などによってデータ量が大きく異なってきます。例えば低画質(114P)の場合には5分間のデータ量は約10MB、1GBに達するまでに大体500分です。
逆にフルHD画質(1080P)だと5分間で約100MBだと言われていることから、1GBで50分程度の計算となります。
普段の利用状況を考えて、メールやLINEなど最低限の利用手段としてしか利用していない、もしくはWi-Fi環境が整っていて通信料が多くなると予想できる場合には、Wi-Fiを使うと言うのであれば、容量は1GBでも足りることでしょう。
たまにWi-Fi環境外であっても、外で動画を見るなどの通信料が多いサービスを利用する場合には、余裕を持って3GBほどの契約を選んだ方が良いかもしれません。もしもWi-Fi環境がなく、動画なども全てスマホで見ると言うのであれば、3GBよりも、もっと大きな容量で契約することを強くおすすめします。
格安を使うにあたっての注意点とその理由
まず、SIMカードに関してですが、キャリアほど通信速度は安定していません。具体的には、昼休み中や仕事終わりの時間など、多くの人が利用する時間帯には通信速度が遅くなります。
また、キャリアが行っていたサービスを受けることが出来ません。ここで最も問題になるのがメールでしょうか。
ドコモならドコモメールがありますが、格安SIMに移行したら利用することはできません。そのためメールアドレスは新しいものを、多くの場合にはフリーメールなどで作る必要があります。
しかし、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)には対応していますから、電話番号はそのままで乗り換えることが出来ます。
また、データ通信に重きを置いているところが多く、通話料に関しては高めに設定しているため、オプションなど何も考えずに乗り換えてしまうと、キャリアで使っていた方が安く済んだという場合があります。
通話を良くすると言う人は、かけ放題のプランがあるものなどを選ぶようにしてください。
それから端末に関してですが、なるべくならMVNOがセットで売っているものを買った方が良いです。そうではない場合、SIMロック解除や周波数など確認しないといけないことが増え、見落としがあると利用できない可能性があります。
分からない時には、MVNOに確認を取ってみるのが良いでしょう。
特に外国で売られているSIMフリースマートフォンの場合、かなり安いものもありますが、技適マークがついていないものも売られています。この技適マークがついていないものを日本で使うと、法律違反になってしまいますから、事前の確認はとても大事です。
キャリアからの乗り換えの場合、転出元のキャリアと転出先のMVNOが利用している回線が一致していると、そのままの端末を利用できる可能性が高いでしょう。
例えばドコモと契約をしていて、ドコモのスマホを持っていた場合、mineoのDプランなどのドコモ回線を利用しているMVNOと契約すれば、特別な事をする必要なく持っているスマートフォンに送られてきたSIMカードを差し込むことで、利用することが出来る可能性が高いです。
仕組みを知ることが安さへとつながる
MVNOはキャリアほど手厚いサービスがあるわけではありません。そのため、ある程度は自分で知っておく必要があります。ですが、その仕組みを知り、自分の利用状況にあったプランを探すことで、月々の負担をグッと抑えることが出来ます。
格安SIMで快適な通信環境を確保するための比較調査
安いだけではなく「格安で優秀な通信速度をほこるSIM」を選ぶことが快適なインターネットライフには大切なことです。ですから、比較をしてもっともスムーズだと感じるものを利用するようおすすめしたいと思います。
今では格安SIMを利用されている方も多いでしょう。その一方で「通信速度が遅い」などという声も聞こえてきます。
実際にスピードテストでは良い結果なのにいざとなるとスムーズではないなどということもあるかもしれません。特にYouTube動画などを閲覧する際にカクカクしてしまうということもあるようです。
そこで、今回は12サービスのスピードテスト行い優秀なものを判断してみましょう。
比較対象とする12サービスのご紹介
テストを行うに際し、利用するサービスは以下の12になります。
- IIJmio(タイプD)
- OCN モバイル ONE
- BIGLOBE SIM
- LINEモバイル
- 楽天モバイル
- NifMo
- FREETEL SIM
- DMM mobile
- U-mobile PREMIUM
- イオンモバイル
- mineo(Aプラン)
- UQ mobile
先にも触れたスムーズで安定した速度が求められるYouTube動画を用いて進めていきます。時間は3分間です。
スピードテスト実行にともなう調査条件について
条件についても記しておきたいと思います。
計測端末 | ZenFone 3×2台 |
計測内容 | YouTubeの動画(720p)を3分ずつ再生する |
計測日時 | 4月17日(月)12時20分・4月14日(金)18時34分 |
計測場所 | アイティメディア社内 |
速度計測アプリ | 通信速度モニター |
この条件で、多くの人が通信を行うであろうランチタイムと夕刻という2回測定をします。動画が止まることなくより長く再生できるほど優秀という判断基準となります。
ランチタイム時の動画再生の測定結果について
ほぼ、動画が途切れることなく再生ができたものが「LINEモバイル」「楽天モバイル」「NifMo」「UQ mobile(UQ モバイル)」でした。
事前のスピードテストにおいてはUQ mobile(UQ モバイル)が優秀であったものの、実際の測定では大差がありませんでした。
夕刻時の通信測定の結果について
夕刻時ですが「LINEモバイル」「FREETEL SIM」「UQ mobile(UQ モバイル)」という結果になりました。2つの時間帯に好調だったのがLINEモバイルとUQ mobile(UQ モバイル)ということが見えてきます。
調査結果から見えてくる優秀な格安SIMとは
上記のことからお分かりいただけたかと思いますが、UQ mobile(UQ モバイル)とLINEモバイルが優秀であったといえるでしょう。
特に、UQ mobile(UQ モバイル)においては事前のスピードテストでも良い結果が表れていることから、重くなりがちなYouTube動画であってもストレスなく利用できるでしょう。
格安SIMを利用する前に問題となりやすい部分とその対策を認識しておこう
格安SIMを価格的なものばかりではなく、あらゆる側面において満足に利用するために7つの落とし穴とその対策について知っておくとさらに快適になることでしょう。
格安SIMの利用者は増加傾向にあります。価格的なメリットが大きいのが何よりもの魅力ではありますが、その反面、不満の声もいくつかあがっているのです。実際に「キャリアと同等のものが受けられない」というトラブルもあるようです。
そこで、今回は格安SIMの落とし穴とそれらへの対策手段について考えていきましょう。
キャリアメールが使用出来なくなることと対策
大手キャリアを利用してきた方でしたら、メインアドレスとして利用をされている方も多いでしょう。格安SIMに変更することによって、このキャリアメールが使えなくなってしまうのです。これは、大きなデメリットともなりかねません。
できる対策としては2つの提案があります。まずは「契約を残す」ということです。要は、通信のみを格安SIMで行うというものになります。
この場合、アドレスを維持させるために接続サービスは残しておかなくてはなりませんので十分に検討しましょう。
次に「乗り換え」です。分かりやすい説明としては、例えば「Gmailに乗り換える」といったものになります。キャリアメールのある必要なものだけをバックアップを行って、無料メールに乗り換えるというものになります。
なぜここで、Gmailを例に掲げたかというと、あらゆる端末からパソコンに至ってまで使える幅が広いということが、その理由になります。
端末の故障の際の代替機の問題について
大手キャリアの場合ですと、故障が起こった際には「代替機」を貸し出してくれるでしょう。しかし、格安SIMの場合、それらのサービスが提供されません。
これらへの対策ですが独自に提案している保障プランに加入することが第一の方法といえるでしょう。全ての会社ではありませんが、中には代替機提供をうけることができるプランが用意されていることもあるのです。
プランへの加入ですが有料となっているかと思いますので検討をしたうえで判断してください。価格についてはそれぞれによって異なってきますが、数百円程度のものとなっています。
こうした保障サービスがあるかどうかを事前に調査をしておくと、安心感をもって格安SIMを利用していただけることでしょう。
LINEのID検索について
次にコミュニケーションツールとして利用をしている方も多いであろうLINEについての問題です。ID検索に非対応となっていますので、困惑されることもあるでしょう。
このことへの対策としてまずは「ふるふる」を使うというものがあります。相手が近くにいるという事が条件になりますが、お互いにスマホを振るだけで追加登録できます。
この際、注意しておきたいことは「GPS機能」です。オン状態でないと使用をすることができませんので普段は使っていないという方は忘れないようにしましょう。
次に、ラインで専用のURLを発行して相手にメールを送ることで検索を回避するという方法になります。もし、メールアドレスがわからないという場合にはツイッター経由でも可能となっています。
ラインアプリから「友達追加」を選び「招待」を選びます。その後、SMSかeメールのどちらを選ぶかの選択が出てくるかと思いますので選びましょう。
その後、登録している連絡先が表示されますので、送りたい相手の右側に表示されている正体を押していただくだけとなっています。
自分専用のURLを送れないという場合についてですが、URLもしくはコードが表示されている画面をスクリーンショットしてください。
そして、画像を相手に送りましょう。ここから先は、相手が作業を行うことになりますので事前にお願いをしておくとよいかと思います。
次にもっとも簡単な方法としては「パソコンのLINEから検索を行う」という方法になります。インストールは非常に簡単なものとなっていますのであらかじめ入れておくのも良いでしょう。
MVNOによって条件が異なるため状況が安定しにくい
回線設備や規模によって速度が異なってしまったりということから、通信環境が安定しにくいということも問題と感じている方が多いようです。ストレスを感じるという声も少なくありません。
対策として考えられることは「企業選び」ということになるでしょう。設備投資が間に合っていない・システムが不十分だというMVNOですと、利用者の数と回線のバランスが悪くなり速度の低下や不安定さが目立つようになってしまいます。
ですから、回線帯域を増やしている・通信設備を増強しているなどというところを利用するとよいでしょう。環境テストやスピードテストを比較しているサイトなどもありますので、それらを見て参考にするのもおすすめです。
また、こちらも企業によって異なってきますがプランを選択することによって安定的な環境が手に入ることもあるでしょう。安定的なものを求めるほどに金額的な負担がかかってしまうという場合も考えられます。
キャリアと格安SIMの料金差がなくなってしまったなどというケースもまた考えられますので、あらかじめ算出をしたうえで検討していただくとよいでしょう。
実店舗の少なさとアフターサービスに関する問題
インターネットを介してやり取りをする時代だといっても、やはりいざという際には実質店舗の存在は大切なものとなります。
格安SIMは大手キャリアと比較をすると店舗数とアフターサービスが手薄になってしまうといわざるを得ません。
しかし、近年では首都圏を中心にショップが設置されるようになってきました。提供者側も具体的な対策を行い始めているのです。東京・大阪などにはその数も増えていて、徐々に厚くなっています。
首都圏以外のケースですと、家電量販店においてもカウンターを設置するなどという取り組みがあり、中には知識あるスタッフが配置されているというところもあります。状況は良い方向へと変化しつつあるのです。
アフターサービスについてですが、有料となってしまうものの「保障プラン」を加入するという対策があります。キャリア端末よりも金額的な部分では負担が軽いプランもありますので取り入れておくと安心できるかと思います。
もし、保障には入りたくないというようでしたら「代替えを自ら持っておく」という対策も考えられるでしょう。多少面倒だと思われるかもしれませんが、代わりのSIMフリースマホなどを持っておくと即座に対応することができるでしょう。
初めて所有する方は不安も多い知識の問題について
提供しているSIMカードのサイズから、どこに属しているキャリアなのかなどという知識が必要だということに不安を感じる場合もあるでしょう。適当に用意してしまったという場合には、トラブルを抱えてしまうというケースも少なくないようです。
知識についてですが、事前に下調べをしていただくことは大切だといえます。今では、インターネットサイトにてわかりやすく解説や比較をしているところもありますので、それらを参考としてみるとよいでしょう。
さらには、格安SIMの認知度が高くなるとともに書籍類も販売されています。何度も読み返すこともしやすいですし、細かに解説されているものもありますので1冊購入をしておくのも安心でしょう。
上記のような解説を読んでもわからないという場合には、店舗に出向くというのがおすすめです。直営店舗であれば知識を持ったスタッフが配属されていますから、十分な説明を受けることができるでしょう。
直営店に関してですが、首都圏に中心にしてその数が増えていますので利用もしやすい環境となりつつあります。もし、近くに店舗がないという場合には家電量販店を利用するという手段もあります。
必ずというわけではありませんが、家電量販店においても知識のあるスタッフがいるというケースもあるのです。そこに出向いて話を聞いて相談をするというのも良いでしょう。
まずはSIMサイズです。端末の中に挿入する小さなカードのことをSIMと呼んでいるわけですが、この中には、契約者情報が保存され、極めて重要な部品となっているのです。
そして、これにはサイズがあります。申し込み時に端末にあったものを選択することが大切になります。サイズは「標準SIM」「マイクロSIM」「ナノSIM」の3種類になります。
また、MVNOのキャリアについても触れておきましょう。MVNOとはキャリアの通信網の一部を借りて通信サービスを提供している企業を指します。今ではCM等で目にすることもあるでしょう。
ユーザーで契約する場合、こだわり必要もなくなり、MVNOが増えればそれを利用することも可能となっていますから、選択肢としては広くなるといえるでしょう。
基礎的な部分としては、まずはインターネット回線です。自宅用にインターネット回線を契約しておくことをおすすめします。
用量制限などの問題上、自宅に回線をひいて利用をしたほうが有効的に利用できるといわれています。外出時は格安SIM・格安スマホを使って通信を行い、在宅している際には、自宅のインターネット回線を利用するなどの切り替えをして利用しましょう。
また、アップデートについても知っておきたいポイントです。アプリ類はすべて手動で行います。
このことはご存知だという方もいらっしゃるかと思いますが、一度に自動更新をしようとすると100MB程度はすぐに使用してしまうのです。ですから、速度制限がかかってしまう恐れがあります。先に触れたように、自宅の回線を用いて行うようにするとよいでしょう。
かけ放題や通話定額制などのプランに対する問題
大手キャリアを利用している方でしたら大半が利用しているかけ放題や定額制といったプラン。これらプランですが、格安SIMとなるとそのようなプラン提供が受けられなくなってしまいます。
実際に先のようなプランを設けているMVNOがないのが現状です。先のような事柄にたいする対策ですが、月額製で上限がない・回数制限もないという無制限かけ放題オプションを提供している企業も出てきました。
2,000円台となっていますので、月額料金は発生するもののもしどうしても利用をというようでしたら申し込みを行うのも対策につながるでしょう。
次に、通話の種類を増やすという手段についても触れておきましょう。多くの方が利用をしている音声通話ばかりではなく「IP電話」にも幅を広げていただくことによって、かけ放題プランを取り入れていただける可能性が広がります。
一部の企業ではありますが、利用価値はあるといえるでしょう。この際、現段階でいえることは「データ通信専用SIMは利用ができない」ということです。
この部分は注意をしていただきたいポイントでもあります。ならば「音声通話SIM」を契約しているかどうかを確認するようにしましょう。
IP電話についてですが、料金そのものは安さを実現できますがデメリットとなってしまう部分もあります。
例えば、緊急通報がかけられないという事や、インターネット回線を利用して通話を行っているために、通信環境が悪くなってしまうと通話そのものの品質が低下してしまったり場合によっては遅延をおこてしまう可能性もあるのです。
また、通話時に「パケット通信」が発生します。目安としては1時間で30MBとなっています。
かけ放題のプランですが、いくつかのパターンがありますのでそれらを把握し適切なものを選択するということが今すぐにできる対策となっています。パターンとしては以下のようなものが考えられます。