双方のスマホの違いを探す女性

キャリアからMVNOに乗り換えて、あの機能がない、これが出来なくなっているとなるかもしれないと考えたことがあるかもしれません。もしかすると、それが原因で乗り換えることをためらっている人も、いるのではないでしょうか。
そこで格安SIMで出来る事と、出来ない事にはどんなことがあるのかを見ていきましょう。

目次

キャリアメールが使えない

機能の面で格安SIMに変えた場合の大きな違いが、キャリアメールが使えなくなるということでしょうか。
例えば、ドコモだとドコモメールが使えなくなるということ。
今まで使っていた端末でも利用することが出来るという関係上、格安SIMに乗り換えてもキャリアメールをインストールしていたら、そのままアイコンは残っているため勘違いする人もいるようですが、使うことはできません

試しにSIMカードを抜いた状態で、Wi-Fiにつなげてキャリアメールを使おうとしても、認証できませんと言われてしまいます。格安SIMを入れても、同じことになるでしょう。
そのため、乗り換えるときにはキャリアメールを登録アドレスにしているものの登録メールアドレスを変えておくようにしましょう。

それから、キャリアメールが利用できなくなることを、連絡しておいてください。
乗り換えた後、フリーメールでメールアドレスの変更を伝えても、キャリアの端末だとデフォルトで拒否設定になっていることがあり、上手く伝わらない可能性があります。
メールだけではなく、キャリアが関連しているものは、出来ないものと考えていた方が良さそうです。

機種・端末などで変わってくるもの

これはSIMカードはあまり関係なく、利用している機種・端末に関係してくるものですが、まずドコモの端末を利用する場合、ほぼテザリングを行うことが出来ません
これはドコモの回線を利用しているMVNOでも変わらないから注意が必要です。
ですが、テザリング機能自体は、端末が対応していれば特に申し込みや料金が必要ないところがほとんどであるため、キャリアよりもやりやすくはあるでしょう。

au回線のMVNOの中には、iPhoneだとテザリングが出来ないところがあるため、こちらも注意が必要です。
SIMカードの問題で、おサイフケータイの一部機能や、LINEのID検索なども、格安SIMでは利用できません。
ただし、LINEに関しては、LINEモバイルであれば問題なく利用することが出来ます。

それから、音声通話も音声通話SIMで契約しないと利用できませんから、契約時に間違えないようにしましょう。

そのほかはオプションによって大体が可能に

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用して今まで使っていた電話番号を引き継ぐこともできますし、各種アプリのダウンロードや利用もできるでしょう。
アプリを利用する際、認証でSMSが必要な場合がありますが、SMSはオプションとして付けることが出来ます(音声通話を付ければSMSは不要)。
電話かけ放題も探せばオプションにつけているところがありますし、大体のことはできると考えていいです。

利用可能なエリアも、MVNOが借りている回線と同じ広さになりますから、乗り換えたからと言って狭くなるということはありません。

キャリアメールが必要かどうか

格安SIMに乗り換えることで出来なくなる事としては、やはりキャリアメールが最も大きなものになるでしょう。ですが、最近ではメールは使わないという人もいると思いますし、必要性がなければ特に困ることはないと思います。
キャリアメールでなければ認証できないものも以前は多かったように思いますが、最近では減少傾向にあり、そろそろ乗り換えを検討してみても良い頃合いなのではないでしょうか。

simカードがなくても出来る事、simカードがないと出来ない事

新品のSIMカード画像

格安SIMをオンラインで購入すると、郵送で送られてくるため、時間的に間が出来てしまうのがネックとなります。
端末だけ先に購入したから、SIMカードが手元に届くまでの間は、SIMカードを挿さない状態で端末を使うということもあるでしょう。
そこで、SIMカードがない時にどれだけの機能が使えるのか、どんな機能が使えないかについて説明します。

simカードがなくても端末で出来る事とは?

基本的にオンラインにする必要がないものは、SIMカードがなくても利用できます。
例えば、カメラやライト、メモ帳などでしょうか。
新たに購入したばかりの新製品だともったいない話になりますが、買い換えた後のSIMを挿さない端末は多機能カメラとして利用しても良いかもしれません。
ただし、ライトなどのアプリを削除してしまった場合、オフラインでは再ダウンロードが出来ないため、注意が必要です。

もしも、間違えて削除してしまった場合には、SIMカードがなかったとしても、Wi-Fi環境であればアプリを再ダウンロードすることが出来ます
元々入っていたものに限らずダウンロードできますから、ゲームなどをダウンロードして遊ぶこともできるでしょう。
オフラインで使えるものであれば、Wi-Fi環境の外に出たとしても、利用することが出来ます。

アプリをダウンロードした際、利用するためにSMSや電話番号で認証が必要なものに関しては認証が出来ませんから、使えないか、機能が制限されてしまいます。

simカードが必要になる事

音声通話はSIMカードがないと利用できません。ですが、認証の必要がないIP電話であれば使えるようです。
前述していますが、SMSなどが使えないため、アプリの認証が行えないことがあります。
そのため、SIMカードを挿さずに、家の中だけでLINEを使って連絡しようとしても、LINE電話は使えませんので、ご注意ください。

また、SIMカードがないと、端末のアップデートが出来なくなります。
アップデートしないと、セキュリティ的に問題が発生しますから、できないというのはネックだと言えるでしょう。
誰かからSIMカードを借りて差し込むことで、アップデートすることは不可能ではありませんが、SIMカードを借りるということは難しいでしょう。

加えて、iPhoneに関してはアクティベートが出来なくなってしまうため、上記の事を含む全ての操作を行うことが出来ません。
SIMカードがあれば、それが解約済みのものでも大丈夫だと言われていますが、iPhoneのアクティベートに関しては、アップデート後などにSIMカードを挿し続けることが求められますから、AndroidよりもSIMカードへの依存度が高いと言えます。

バージョンアップにはsimカードの用意を

セキュリティを高めるうえで、OSなどのアップデートやバージョンアップは必要になってきます。
しかし、バージョンアップを行うためには、SIMカードの用意が必要です。
Androidであれば、SIMカードが必要なのはアップデートをしているときだけになります。

そのため、家族や友人から一時的にsimカードを借りて、バージョンアップだけさせるという方法でもいいでしょう。
iPhoneでは、アクティベート後、そのままSIMカードを入れておくため、自分で用意する必要があります。
ただし、SIMカードであれば何でもいいのか、解約済みのSIMカードでも利用できてしまうことがあるようです。

バッテリーを無駄に使用?!セルスタンバイ問題

アンテナピクト問題ともいうことがありますが、SIMカードが入っていなくて、電波が受信できないと端末が電波を探し続けるため、バッテリーの消耗が速くなるのだそうです。
この辺りは端末次第ですが、設定の中にあるバッテリーの利用内訳の上位に「セルスタンバイ」などがあれば、この状態になっています。
同様の事は、データ通信しか行わないSIMカードでも起こり、音声通話に対応しているSIMカードを入れるか、SMSが付いたSIMカードを入れれば解決できるでしょう。

もしも、SIMカードを入れる以外の解決策が必要であれば、機内モードなどにすることで回避することが出来ます。
ただし機内モードは、Wi-Fiなどの無線接続もoffになってしまうため、使っていない時に無駄にバッテリーを消耗させない程度に考えておく必要があります。

ある程度は運用が可能です

SIMカードがなくても、ある程度は運用できます。
しかし、「携帯電話」としての体裁を保つためや、各種問題を解決するにはSIMカードが必要になるでしょう。
格安SIMなら、月額1,200円程度でも音声通話付きのsimカードが手に入りますし、セルスタンバイ対策にSMS付だけでいいのであれば、700円弱くらいでもありますから、検討してみてはいかがですか。

格安simでテザリング、おサイフケータイ、エリアメールは可能?

機能性の高いスマホを利用する女性

スマートフォンには様々な機能があります。そのすべてを有用に利用できているという人は少ないかもしれませんが、一つの機能を頻繁に使うという人は意外と多いのではないでしょうか。MVNOへの乗り換えを検討する際には、その機能が使えるかどうかは気になるところです。そこで、格安SIMで出来る事、出来ない事について、分かりやすく説明します。

格安simでもテザリングは可能なのか

スマホでテザリングが可能?

キャリアからMVNOに乗り換えるとき、料金はもちろん、利用できる機能について気になるかと思います。
例えば格安SIMでも、データ専用SIMに変えてしまった場合には、音声通話が利用できません。
では、テザリングについてはいかがでしょうか。テザリングについて、分かりやすく説明します。

テザリングとは何か

テザリングとは、スマートフォンやタブレットいった端末を、中継地点として、他の通信端末をインターネットにつなげることが出来る機能です。
例えば、Wi-Fi環境もない屋外など、普通はパソコンでインターネットをすることはできません。
しかし、テザリング機能を使えば、携帯会社(キャリア)の回線を利用してパソコンをインターネットにつなげることが出来ます。

気を付けておくべきことは、キャリアの回線を使っているため、データ容量を消費するといった点と、普段使う時よりも遅くなる可能性がある事でしょう。
テザリングの方法はWi-Fiテザリングと、USBテザリング、Bluetoothテザリングの3つがあり、それぞれ、どのような方法でスマートフォンと接続するのかによって異なります。

最も一般的なWi-Fiテザリングでは、無線LANを利用して接続します。

Wi-Fiテザリングの特徴としては、複数のデバイスを同時にインターネットに接続することが出来る事と、Wi-Fiデバイスであればパソコンだけではなく、ゲーム機でもインターネット通信が出来る事です。
USBテザリングではUSBケーブルで、直接機器同士をつなぎます。
有線による接続であるため、Wi-Fiテザリングよりも高速で利用することが出来るのが特徴です。

最後にBluetoothテザリングですが、無線で接続するという点はWi-Fiテザリングと変わりません。
ただし、複数接続が出来ず、速度もWi-Fiよりも落ちるようです。
そんな中でBluetoothテザリングの利点は、電池の消費量が少ない事だと言えるでしょう。

端末が充電できない環境で、長時間利用する場合には、Wi-FiよりもBluetoothを使った方が良いと言えます。
改めてまとめておくと、通信速度はUSB > Wi-Fi > Bluetooth の順番になります。

ドコモ系MVNOでテザリングを行う場合

ここからが本題です。MVNO、格安SIMでテザリングが利用できるかですが、基本的できます。また、利用するのに申し込みが必要なければ、利用するにあたって別途料金も必要ありません(データ容量は消費する)。
ただし、利用端末で変わってくる部分があるため、先にドコモ回線を利用しているMVNOの話からはじめます。

ドコモ系のMVNOはほぼすべてと言ってもいいでしょう。
格安SIMに移行するとき、ドコモ回線を使うMVNOであれば、ドコモ端末ならSIMロック解除の必要がないという話は聞いたことがあるかもしれません。
機種にもよりますが、これは大方当てはまります。

しかし、テザリング機能については別で、ドコモ端末にドコモ系MVNOの格安SIMを入れても、テザリングを行うことが出来ない場合が多いです。
残念ながら、これについてはSIMロックを解除しても、使えるようにはなりません。
テザリングを利用しようと思ったら、SIMフリーのテザリング機能付きAndroidスマートフォンを利用するのが最も確かだと言えます。

iPhoneですが、利用するMVNO次第になるため、確認をしてみてください。

au系MVNOでテザリングを行う場合

au回線を利用しているところは少なく、UQ mobile(UQ モバイル)とmineoのほか、数社しかありません。
利用する端末がAndroidだと、auの端末でも、SIMフリーの端末でも利用することが出来ます。
ただしiPhoneに関しては別で、UQモバイルでは利用できるようですが、mineoでは利用できません。

au系の場合、テザリング機能を使えるかどうかよりも、VoLTE機能があるのかどうかの方が大事になります。
テザリングは利用できなくても携帯電話として使えますが、VoLTE関連は上手くいかないと利用できないこともあります。

購入前に各社ホームページ等で確認を

簡単に説明してきましたが、あくまで簡単にですから細かい端末での違いまでは触れていません。
最も確実にテザリングが利用できるようにするためには、それぞれの端末のホームページを見たり、各社に問い合わせて、使用する環境において動作することを事前に確認しておくことが大事です。
どうしてもわからないというときには、SIMフリーのAndroidを用意しておけばトラブルを回避することができます。

格安simを使ってテザリングをするときの注意点

テザリングに失敗した女性

テザリング機能はとても便利な機能です。
旅行先や出張先、ちょっと時間が空いてカフェなどで時間をつぶさないといけない時など、様々な場面で利用している人も多いと思います。これから利用してみようという人に向けて、いくつか注意してもらいたい事柄をまとめて見ました。

対応している機種かどうかを確認しておく

MVNOの場合、事前に申し込みをしておく必要がないところがほとんどですから、使おうと思ったときに使うことが出来ます。
しかし、当然テザリング機能がない端末では利用できませんし、機能がついていたとしても利用できない組み合わせというものがあります。
中でも気を付けておきたいのが、ドコモ系のMVNOと契約している人です。

ドコモで購入した端末に、そのまま格安SIMを入れているという人も多いとは思いますが、SIMロックを解除してもテザリング機能を利用できない端末が多数あります
データ通信や音声通話などはできるため、テザリングもできるだろうと考えてしまう人も多いと思いますが、各社に問い合わせるなどして、自分で確認しておいた方が良いでしょう。
また、iPhoneを使おうと考えている人も要注意です。

iPhoneでテザリングが行えるかは、契約したMVNO次第になっています。
例えば同じauの回線を利用している、mineo(Aプラン)とUQモバイルですが、mineoではiPhoneでテザリングできないのに対して、UQ mobile(UQ モバイル)では使うことが出来ます。
そのため、別の会社でテザリングできる端末であっても、別の会社に乗り換えるときには確認しておいた方が良いです。

通信速度は遅いことが多い

キャリア、MVNO問わずですが、テザリング機能を使うと、通信速度が遅くなる傾向があります。
MVNOの格安SIMの場合には、元の実行速度が遅いため、より遅くなると考えていいでしょう。
特に昼時や仕事終わりなどの、多くの人が携帯を使っている中で、テザリングを行うのは控えていた方が良いかもしれません。

テザリングの場合、モデム代わりにする端末と利用するインターネットにつなげたい端末とのつなぎ方でも、通信速度が変わります
最も通信速度が速いのが、USBケーブルを使った、USBテザリングです。
速度は速いですが、有線のため場所などを取られてしまうのが難点かもしれません。

他の方法でどうしてもうまくいかない時や、遅すぎるときにはこれを使うことを考えてみてください。
次に速いと言われているのがWi-Fiテザリングで、無線接続になりますから、モデム端末はポケットに入れたままでも利用することが出来ます。
パソコンだけではなく、ゲーム機器でも利用できますから、使い方の幅は広いでしょう。

バッテリーの消費量は最も多くなります
最後がBluetoothテザリングで、Bluetoothを利用して接続します。
Wi-Fiと同じく無線接続になりますが、バッテリーの消費量はWi-Fiよりも抑えられます。

プランによってはデータ量に注意する

MVNOの場合利用に料金はかかりませんが、回線を利用しているため、当然データ通信が発生しています。
それはつまり、データ容量を着々と消費していることに異なりませんから、データ容量が少ないプランの人は特にデータ量には気を使いましょう。
データ容量をオーバーしても、携帯が使えなくなるわけではありませんが、テザリングはもちろん、テザリングをせずに端末を使ってインターネットをするのも難しくなります。

頻繁にテザリングを利用しようと考えている人は、データ容量が大きいプランを選ぶようにしてください。
中には使い放題のプランもありますし、NUROモバイルでは1日5時間プランと言って、1日5時間ならどれだけ通信してもいいというものがありますから、そういったプランを選ぶといいでしょう。

もしもの時に便利かもしれません

テザリング機能に関して言えば、ドコモやauといったキャリアよりも、MVNOの方が使い勝手が良いです。
通信速度の問題もありますが、UQ mobile(UQ モバイル)などのように通信速度が比較的早いところもあります。せっかく格安SIMに挑戦したのであれば、一度利用してみてはどうでしょうか。

おサイフケータイは白ロムなら可能

白ロムとはSIMカードの入っていない(回線解約済み)キャリア端末の事です。
簡単に言うなら、中古端末のことです。
おサイフケータイは、SIMカードに関わる機能ではなく、端末についている機能です。

つまり、それ以前に使えていたなら、どちらに乗り換えても基本的に使えます。
ただし、iDの一部機能に関しては、利用できない場合が多いですから注意は必要です。
白ロムであれば、大体どの機種であってもついているため、白ロム利用であれば使えないということはないでしょう。

逆にSIMフリーのスマートフォンには、おサイフケータイ機能がついていないものが多く、したがって利用できない可能性が高いです。
しかし全くないわけではなく、中には機能として付属しているSIMフリー端末もありますから、購入前に確認をしてみてください。

エリアメール(緊急速報)も端末次第

災害が起きた時に、送られてくるエリアメール(緊急速報)ですが、これもおサイフケータイと同様端末にそのメールを受けとる機能がついているかどうかがカギとなります。
ですから、SIMカードが入っていない端末であっても、エリアメールを受信することもあるそうです。
この機能ですが、キャリアが発売した端末≒白ロムであれば、ほぼ100%利用することが出来ます。

SIMフリーの端末になると、それらの機能が備わっているかどうかで変わってきますが、この緊急速報にもいくつかの段階があるようで、気象庁が発信している速報であれば、ほぼすべての端末が受け取ることが出来るようですが、自治体が発信するものに関しては、反応しないものが多い傾向にあるようです。

自分が必要なものは端末選びから考える

スマートフォン端末が携帯電話として機能するには、端末とSIMカードの2つが必要になります。
そして、その機能は、どちらかに集約されているわけではありません。
SIMカードのオプションの決めるのも大事ですが、利用する端末にどのような機能があるのかを見極めながら自分にあった組み合わせを選ぶことが大切になります。

格安SIMでカーナビを使おう!

皆さん、ドライブやレジャーは好きでしょうか?
道が分からなくてもカーナビがあれば心配ありません。
でも、可能ならお金をかけずに安くカーナビを使いたいですよね。
そこで便利なのがGoogleマップです。運転モード・音声案内・リルート機能を備えた立派なナビツールですね。
勿論、無償で提供されているサービスです。
これなら、格安SIMと組み合わせることでリーズナブルにカーナビを利用できますね。
では、格安SIMはどの程度のプランを選べばいいのでしょうか?
そして、Googleマップのナビ機能の使い方を見ていきましょう。

格安SIMはどの程度のプランを選ぶべき?

格安SIMをカーナビとして使うなら、データ通信のプランは必須です。
では、どの程度のデータ通信プランを選んだ方が良いのでしょうか。
Googleマップでナビを利用するにあたり、データ通信量は100kmでわずか10MB程度です。
国土交通省の発表で自家用車の年間走行距離の平均は、年間1万Km程度と発表されています。
その場合、月辺りのデータ通信量は83MB(月平均833Km)程度しかありません。
有名格安SIM取扱会社2社の最安プランは以下の通りです。

▼mineo
月額700円(音声通話無し、データ通信500MBプラン)
▼UQモバイル
月額1058円(音声通話無し、データ通信2GBプラン)

最安プランで全く問題なく利用できますね。

格安SIMを入れたスマホを車に設置

カーナビとして使うために、車にスマホスタンドを設置しましょう。
1000円~2000円程度で売られていますので、スマホの形に合うものを手に入れましょう。

・エレコム 車載ホルダー スマホスタンド 吸盤式
(以下ハイパーリンク)

・UGREEN 車載ホルダー クリップ式 カーマウント カーホルダー
(以下ハイパーリンク)

これで準備は万端です!

簡単!Googleマップのナビ機能の使い方

では、実際にGoogleマップをカーナビとして利用してみましょう。
予めGooglePlayでGoogleマップをダウンロードしておいてください。

1.Googleマップを起動
2.画面上の「ここで検索できます」欄から目的地を検索
3.検索後、表示された目的地の「経路」ボタンをタップ
4.経路検索後、「徒歩」「公共交通機関」「車」の3種あるナビのタイプから「車」ボタンをタップ
5.経路の候補が複数表示され、その中から好きな経路をタップ
6.「開始」ボタンをタップしてナビを開始
7.音声ナビを有効にしたい場合は「スピーカー」ボタンをタップ

以上で終了です。
要約すると、Googleマップを起動して目的地を検索して「開始」をタップするだけです!
とてもシンプルですね。
また、リルート機能や渋滞情報も表示されますので、普通のカーナビと性能的に大差がありません。
地図情報やナビシステムの更新はGoogleが勝手に行ってくれますので、私たちは常に最新のカーナビを利用できるのです。
地図情報が古くなったからカーナビを買い替え・・・という無駄な出費もありません!

本当にリーズナブルな『格安カーナビ』!

いかがでしたか?
では、最後に掛かる費用と使い方をまとめてみましょう。

・出費は格安SIMの月々700円~1000円程度
・Googleマップの利用料はタダ!
・ナビは目的地を検索してナビを開始するだけの簡単操作

格安スマホでモバイルsuicaは使えるの?

カーナビであれこれ迷ったら、格安SIM+Googleマップがシンプルイズベストですね!
これからのレジャーシーズンは、この『格安カーナビ』で楽しみましょう!
それでは、安全運転でいってらっしゃい!

格安スマホへの乗り換えの時、今までのアプリがちゃんと使えるのか気になりますよね。
おサイフケータイなど、使い慣れている人であれば、使えなくなるのはデメリットです。そこで、ひとまずここでは、モバイルsuicaが格安スマホにも対応しているのか、説明します。

モバイルsuicaってなに?

モバイルsuicaとは一言で行ってしまえば、スマホにsuicaを入れたようなもので、ICマークのある鉄道やバス、お店でsuicaとして利用することができます。
利用方法は、スマートフォンにモバイルsuicaのアプリをダウンロードして、事前にお金をチャージするだけです。あとは通常のsuicaと同じように使えるでしょう。

チャージの方法は、基本的にはクレジットカードになるようです。

格安スマホでモバイルsuicaは使えるの?

格安スマホでも、端末本体が対応していれば、使用することができます。
問題はどうやって対応しているのかどうかを調べるのかですが、スペックを確認するのが簡単でしょう。
モバイルsuicaだけではなく、電子マネーを使うには、NFCに対応している必要があります。

このNFCですが、「Type-A」「Type-B」「Type-F」と種類があり、日本のおサイフケータイの場合、「Type-F」が必要です。
この「Type-F」は「FeliCa」と表記さることもありますから、NFCのType-FもしくはFeliCaに対応している端末であれば、モバイルsuicaも使用することができるでしょう。

まずはスペックの確認が大切

格安スマホでSIMフリーの端末を購入するときなど、自分が満足できるだけの性能があるのか、きちんとスペック表を見て選ぶようにしたいですね。
スマホのスペックに興味が出たら「スマホを購入するときに見ておきたい3つのスペック」「知っておくと便利なスマホのスペックの見方」なども、合わせて読んでみてください。

格安スマホで電子マネーを使うにはどうしたら良いの?

電子マネーは、なかなか日本では定着していないように感じますが、便利だから使っているという人も多いでしょう。
おサイフケータイとして、スマートフォンでも利用できる電子マネーですが、格安スマホでもそのまま使うことができるのでしょうか。

毎月の料金が安くなる格安スマホですが、乗り換えにあたって不安な点もあるのではないでしょうか。例えば電子マネーはどうでしょう。
今まで使っていたものが、そのまま使えるのかわからず、なかなか踏み切れないという人もいるのではないでしょうか。

格安スマホで電子マネーは使えるのか

まず電子マネー、つまりおサイフケータイですが、SIMカードに付属する機能ではなくて、端末に付属された機能です。
つまり、端末本体に、おサイフケータイの機能が付いていれば、利用できるといっていいでしょう。
乗り換えの時に、キャリアで使っていたスマホを、そのまま使うのであれば問題なく電子マネーを使うことができます。

SIMフリーの端末を新しく買った場合は、機能の確認は必要ですが、おおよそついているといっていいでしょう。

電子マネーの移行方法

乗り換えにあたって、新しくスマホを買った場合、データを引き継ぎたいという人がほとんどでしょう。
どのアプリを利用しているのかにもよりますが、基本的には「旧端末内のアプリで『機種変更』を選択」→「パスワードの設定」→「新端末でアプリを起動」→「データの引継ぎ」→「パスワードの入力」といった流れで、引き継げます。
難しくはありませんから、端末を変更する場合には、忘れずに引継ぎを行うようにしてください。

電子マネーも確認が大切

格安スマホで電子マネーを使うというのは、今となっては使えるかどうか、あまり心配しなくても良いかもしれません。しかし、万が一もありますから、ちゃんと使えるのか確認をしておいたほうが良いでしょう。
また、電子マネーのように端末によって、利用できるできないが決まるものがありますから、気になればこちらをご覧ください。

山間部は格安スマホの電波が届くか?

近頃スマホにおいて、格安SIMを使用したスマホが人気を呼んでいますよね。
登山やトレッキングをされる方で格安SIMや格安スマホが使えるか不安な方もいると思います。山間部をトレッキングしている時、格安SIMや格安スマホが使えるのでしょうか。すごく気になるところだと思います。
それでは、格安SIMや格安スマホ電波が届くか説明していきたいと思います。

格安スマホ格安SIMとは

家庭の固定費の中でも、大きな負担が一つが通信費です。やはりスマホの普及に伴い
通信費はどこの家庭でも負担が大きくのしかかりますよね。
特にスマホの利用料は平均月額6,827円と大きな家計の負担となっています。
最近では、高いスマホ代を安くしようと格安SIMカード、格安スマホが登場してい
ます。
格安SIMカードは低価格が魅力で、平均月額2,738円と大手キャリアのスマートフォンと比較すると月額約4,000円、1年間で約5万円も通信費を節約できるんです。
しかし、実際に格安SIMカードを登山やトレッキングで使用することを考えるといろいろと不安点が上がってきますよね。そこで調査しましたので報告します。

山間部は格安スマホの電波が届くか?

格安SIM、格安スマホは、実際に回線を持つ通信会社(MNO)から回線を借りて、それを小口に分けて安価で提供する「仮想移動体通信事業者」(MVNO)が提供するSIMカードなんです。ですから、格安SIMで利用できる通信回線のサービスエリアは、契約しているMVNOが利用しているMNOのサービスエリアと同じなんです。
日本国内で提供されている格安SIMの多くは、NTTドコモの回線を利用していまよね。
NTTドコモのサービスエリアをWEBページで調べれば、通信できるかどうかが
わかります。つまり格安SIMであることで通信ができないということはありません。
au,回線も同様に確認することができます。

スマホが重要

スマホをご使用になる時、重要な点があります。
スマホには3G回線、4G回線でバンドが割り当てされてます。すべてのバンドに
提供されているかが重要なポイントになります。安価なスマホ端末ではバンドにすべて対応してない場合がありチェックが必要です。

まとめ

結論から言えば、山間部であろうと地方であろうと大手キャリアの
スマートフォンが使えるエリアであれば格安SIMカードは問題なく利用できます。
格安SIMカードを提供する会社は既存の大手キャリアの回線を借りて運営してい
るんです。
利用できる範囲はドコモやauなどと変わらないからです。
これで、心配がクリアーされましたよね。格安スマホSIMを利用して登山トレッキ
ングをお楽しみください。

出先でも安心? 格安スマホをルーター代わりにするには?

外出中や移動中に、パソコンをインターネットにつなぐ必要が出てきた経験はありませんか。その時、手元にスマホがあれば、ルーター代わりに使うこともできます。
これがキャリアのスマホではなく、格安スマホでは同様のことができるのでしょうか。

家でネットをするときに、無線接続をするためのルーターを置いている家庭は多いのではないでしょうか。
格安スマホなら、ルーター代わりにすることで、出先でもパソコンでネットができるのですが、どのようなことに注意すればいいのでしょう。

格安スマホをルーター代わりにする方法は?

スマートフォンをルーター代わりにする方法を、テザリングと言って、いくつかやり方があります。
今回はその中でも一般的だとされる、Wi-Fiテザリングについて説明します。
他にどのような方法があるかは、こちらの「テザリングとは何か」をご覧ください。

Wi-Fiテザリングを行う場合、まず端末本体の設定にある「テザリング」を選択します。
次のページで、Wi-FiテザリングのON/OFF設定がありますから、有効にしてください。
また同ページに「Wi-Fiテザリング設定」がありますので、パスワードを含めて内容を確認します。

続いてパソコンのネットワークアイコンから、スマホの機種名を選択して接続します。
その時に、パスワードを求められますので、確認したものを入力してください。

格安スマホをルーター代わりにしたときのパケット

テザリングを使ってネットを利用した時も、パケットは消費されます。
そのため、携帯の残りのパケットには十分に気を付けて、利用するようにしましょう。
参考までに、yahooのトップページであれば、400MBで約1800回表示できます。

また、動画であれば、解像度360pの動画を400MBで約46分見ることができるようです。

テザリングは余剰パケットと相談して

モバイルWi-Fiを契約するのと違って、余ったパケットでテザリングをするだけなら、追加料金の必要がなく、ネットに接続できます。
そのため、テザリングを使うときには、パケット通信量を気にしながら使うようにしましょう。
このほか、テザリングの注意点はこちらをご覧ください。