どれだけ使っても高速通信

クラス、部活、バイト、会社などの集団に所属していると、各自への連絡手段が必要になることがあります。以前は、eメールや電話で行っていましたが、最近では内々のやり取りはLINEで済ませてしまうというところも多いのではないでしょうか。
中にはほとんどLINEにしか使っていない、と言う人もいるかと思います。

そんな方におすすめなのが、LINEモバイルです。思い当たるふしがあればぜひ乗り換えてみてはどうでしょうか。

3つのプランと選べるデータ量

LINEモバイルには、LINEフリープランとコミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つがあります。
このプランの違いは、カウントフリーになるコンテンツの種類ですが、カウントフリーについてはあとからご説明します。
一様に言えることは、LINEが使い放題であると言うことでしょうか。

またそれぞれのプランでは、データ容量とデータのみ(LINEフリープランだけ):データ+SMS:データ+SMS+音声通話を選ぶことが出来ます。
LINEフリープランの場合、容量は1GBで固定ですが、データSIMかデータ+SMS SIMか音声通話SIMかを選べるわけです。
月額はデータSIMが500円、SMS付が620円、音声通話付が1,200円になります。

プラン名 3GB 5GB 7GB 10GB
CFP(データSMSsim) 1100円 1640円 2300円 2640円
CFP(音声通話sim) 1690円 2220円 2880円 3220円
MUSIC+(データSMSsim) 1810円 2140円 2700円 2940円
MUSIC+(音声通話sim) 2390円 2720円 3280円 3520円

コミュニケーションフリープラン(CFP)とMUSIC+プランは、スケールが同じであるため表にまとめてみましたが、この金額はお世辞にも安いとは言えないです。
ただし、LINEフリープランの1GB500円は、かなり安めの設定ですから、LINEしか使わないと言う人はフリープランをおすすめします。

どれだけ使っても高速通信のカウントフリー

LINEモバイルの料金設定が高めになっている理由が、このカウントフリーが備わっているからでしょう。
カウントフリーとは、特定のコンテンツであれば、データ容量にカウントされないと言うものです。
LINEモバイルはLINEが標準で、カウントフリーが備わっています。

例えば、LINEフリープランでLINEを2GB使おうが、3GB使おうがデータ容量の1GBは消費されません。
またすでに1GBのデータ容量を消費しきって、低速モードになったとしても、LINEだけは高速通信で利用できます。要するに使い放題です。

LINEフリープランでは、カウントフリーになるものはLINEだけですが、コミュニケーションフリープランではLINEに加えてTwitterやFacebook、Instagramもカウントフリーになります。
つまりこれらSNSであれば、いくら使ってもデータ容量が減りません。
MUSIC+プランであれば、コミュニケーションフリープランのものに加えて、LINE MUSICもカウントフリーになります。

ただし、多くはそのコンテンツ内のみのカウントフリーですから、例えばLINEで外部へのリンクが共有され、それに接続した場合は対象外ですし、Twitterなどで投稿された動画ではなく、YouTubeなどを埋め込んだものは対象外になります。
またLINE MUSICは有料コンテンツですから、利用するには別途料金がかかります。

LINEモバイルだけの特典

通常LINEモバイルのような格安SIMを扱うMVNOでLINEをしようとした場合、SMS機能がついていないと電話が使えなかったり、SMSがあったとしてもID検索が使えなかったりと、どこかで不都合が生じます。
しかしLINEモバイルであれば、どのプランでもLINEをフル活用することが出来ます。

また、LINEモバイルを使っている友達がいれば、LINEアプリを通してデータ容量のやり取りが行えます
例えばデータを使いすぎて低速モードになったとしても、友達に頼んでデータ容量を分けてもらえれば、また高速通信を行うことが出来ます。
低速モードであっても、LINEは高速通信出来ますから、受け渡しもスムーズでしょう。

また契約者連携が必要になりますが、月額基本料金の1%がLINEのポイントになります。
月額500円だと5ptしか溜まりませんが、塵も積もれば山となると言いますし、もらえるのであれば貰っておいて損はないと思います。

LINEやSNSの利用が主要なのであれば何も気にならない

スマホの利用がLINEやSNSがメインだと言うのであれば、ぴったりのMVNOです。
料金が高めになるとはいえ、カウントフリーになる分データ容量を少なくすればいいですから、結果的には安くなるのではないでしょうか。
該当する方はぜひ利用の検討をしてみてください。