育毛剤やスカルプエッセンスには、たくさんの成分が使われています。
40種類を超えているものも多く、中にはその倍近い種類の成分が入ったものもあります。
では、その成分が実際にどのような効果を持っているのかを、意識したことがありますでしょうか。
今回はフィンジアの成分や値段について見ていきましょう。
フィンジアに配合される2大成分
フィンジアに入っている成分は意外に少なく、全成分で25種類なのだそうです。
しかし、少ないから悪いというわけではなく、大事なのはどういった成分が入っているかになります。
フィンジアには2つの注目すべき成分があり、1つがキャピキシルです。
ミノキシジルの3倍の育毛効果があると言われているキャピキシルは、効果が高いだけではなくて副作用の危険も少ない優秀な成分です。
キャピキシルを使う製品の場合、3%配合されていると、キャピキシルが使用されていることを証明するエムブレムを使うことが許されているのですが、フィンジアはこれが5%含まれています。
比較に使ったミノキシジルですが、厚生労働省からも認可されているAGAの治療成分になります。
もう1つがピディオキシジルで、これはミノキシジル誘導体と呼ばれるものです。
ミノキシジルと似たような構造をしていて、例えて言うならば、ミノキシジルの副作用にあたる部分を少なくして危険性を減らし、吸収率を高くしたような成分だと言えます。
ピディオキシジルは、キャピキシルとは違ったアプローチで薄毛の改善を図りますから、相乗効果でより高い効果を得ることが出来るのです。
カプサイシンで浸透力を高める
フィンジアに含まれる成分で、もう1つ注目したいのが、カプサイシンです。
名前は聞いたことがあるかと思いますが、トウガラシなどの辛味成分の事ですね。
唐辛子などの辛いものを食べると、一気に汗が出てくると思うのですが、その時毛穴が広がっていて、皮膚が柔らかくなっています。
フィンジアに入っている目的としては、こうした効果で、浸透力を高めることが出来るからです。
どれだけ優秀な効果を持つ成分も、頭皮から浸透せずに蒸発してしまっては意味がありませんが、カプサイシンを使うことでこういった事態を回避できます。
それから、カプサイシンを頭皮につけると、知覚神経を刺激してIGF-1というものが増加します。
IGF-1は、髪の毛を作る毛母細胞を刺激して、発毛を促進させる効果があるらしく、しかもイソフラボンを一緒に摂ることで、更なる育毛効果を狙うことが出来ます。
この相乗効果をIGF-1育毛理論というようです。
フィンジアの場合、ヒオウギエキスが成分にあり、これの主成分がイソフラボンですから、条件に当てはまっています。
値段と安心の補償
フィンジアは通常価格で12800円、定期購入で9980円になります。
育毛剤やスカルプエッセンス全体で見た場合、標準的~高い位の値段になると思いますが、キャピキシルが5%配合している製品の中では、安めの設定です。
キャピキシルが5%配合だと、定期購入でも10000円を切るのは難しいみたいですね。
フィンジアには返金保証もあり、初回購入後30日以内だと、全額返金してもらえます。
効果が1か月で現れるという事は、ほぼありませんから、効果が出るかどうかではなく、自分の肌に合っているかどうかを確認するのがメインになるでしょう。
特に、カプサイシンは刺激性を持つ成分となるため、自分の体質に合うかどうかを試しに使ってみる期間というのは必要になるかと思います。
刺激はあるとは言っても、敏感肌の人が使えたという話もありますから、肌が弱いから絶対使えないという事はなさそうです。
購入時の配慮として、中身がわからないように、無地の段ボールで送ってくれます。
カプサイシンを使った浸透力が大きな特徴
フィンジアの大きな特徴はカプサイシンかなと感じます。
成分の細かさに拘った、他の製品とはまた違ったアプローチですから、そういうのでは上手くいかなかったという人は試してみてはどうでしょうか。