多くの妊活サプリで、マカを見かけるようになり、マカが妊活に良いというのはなんとなく知っているという人も増えたのではないでしょうか。では、具体的にどういう効果があって、妊活に良いと言われているか知っていますか。
目次
妊活中の女性に嬉しい効果
マカで妊活をするときに、女性にとって嬉しい効果は大きく2つあります。1つはホルモンバランスを整えてくれることで、もう1つが卵巣や卵子のアンチエイジングをしてくれることです。
まずはホルモンバランスですが、マカには植物エストロゲンと言うものが含まれており女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをしてくれます。
エストロゲンが足りなければ、働きの手助けをしてくれますし、逆にエストロゲンが多すぎると、その量を減らしてくれるようです。
アンチエイジングに関わってくるのが、アルギニンです。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促してくれる成分で、次成長ホルモンは細胞を活性化させてくれるため、アンチエイジングに繋がります。
それに加えて、活性酸素の除去、胃粘膜の保護、骨の強化などの効果もアルギニンにはあるのです。
もちろん男性妊活にも嬉しい効果が
昔から精力剤として使われていたマカは、EDの予防にも効果があります。
EDは血流障害で発生することもあり、アルギニンは血管を拡張してくれる効果もありますから、血流が良くなり予防になるわけです。
またマカを摂取することで、精子の数や運動率が向上したという話もあります。
精子に関しては、マカに含まれる亜鉛がこういった働きをしてくれることが知られていますが、マカに含まれる亜鉛だけでは量が足りないのだそうです。
そのため他の理由があると言われていますが、今のところよくわかっていません。
疲労回復と滋養強壮にも効果的
妊活は最終的には、夫婦間の性交渉が不可欠です。
どれだけ体を作っても、受精する機会がなければ、意味がないという事でね。
疲労回復や滋養強壮と言った効果は、単純ですが疲れて性交渉が出来ずに、妊娠するためのチャンスをつぶさないという効果を期待できます。
人が妊娠するためには、卵子と精子が出会い、受精しないといけませんが、卵子が排卵されるのは月に1回ですし、排卵後1日以内に受精できなければいけません。
そのため、1度機会を逃してしまうと、次は約1か月後になりますから、地味なようで重要な効果だといえるでしょう。
大きな効果が期待できるけど魔法の薬ではないので注意
マカは妊活に大きな効果を発揮してくれますが、マカを飲めば絶対に子供が出来るといった、魔法の薬ではありません。
そのことを頭に入れて、マカだけに頼らず、普段の生活を見直すこともしてみましょう。
マカと不妊症の関係
妊活サプリとして、マカは有名です。本来日本にはないマカが、これほど有名になったという事は、それだけ妊活に効果があるという事でしょう。では妊活や不妊に対して、具体的にどのような効果があるのか、知っていますか。
マカサプリを飲めば絶対に妊娠できるわけじゃない
妊活サプリ全般に言える話ではありますが、そのサプリを飲んだからと言って、絶対に妊娠できるわけではありません。
それはマカサプリも同様で、マカを摂ったとしても、妊娠できないことは充分にあり得ます。そもそも、不妊治療ですら妊娠率は100%ではありませんから、薬ですらないサプリメントで不妊治療以上の効果は望みすぎでしょう。
では、マカは全く不妊に効果がないのかと言われると、それも違っていて、しっかり不妊に対する効果を持っています。
マカの不妊に対する効果
マカは女性ホルモンの乱れを、正してくれる効果があります。
不妊の中には、ホルモンの乱れが原因で起こるものがありますから、不妊対策につながるでしょう。
ただし、不妊の原因はホルモンの乱れだけではありませんから、例えば何かしらの原因で卵管がつまり排卵が上手くいかないとか、冷えで子宮機能が低下しているから妊娠しにくいという場合には、ほとんど効果はないでしょう。
男性の場合には、精力増巨に加えて、質のいい精子を作り出す手伝いをしてくれます。
精子の質が悪ければ、妊娠できる確率は低くなりますし、それを改善できれば不妊解決にも繋がる場合もあるでしょう。
それに、健康的な体作りが妊娠しやすい体作りにもつながりますから、栄養豊富なマカは妊娠に無関係とはいえないです。
妊娠しやすい身体を作るには続けることが大切
マカは薬ではなく根菜の1つですから、野菜です。1日野菜をたくさん食べたからと言って、すぐに健康になるわけではないように、マカを摂取したからと言って、すぐに大きな効果は現れません。毎日続けることで、少しずつ変わっていくものですから、しばらく続けてみることをお勧めします。
一般的に、効果を実感できる期間としては、3~6か月だと言われています。
まずは健康な身体作りから
不妊と言ってもその度合いは様々で、不妊治療をしないとどうしようもない場合もありますが、普段の生活のせいで妊娠しにくくなっている場合もあります。
どちらにしても、妊娠をするには健康な体は不可欠ですから、まずは体作りから始めたいですね。