人と言うのは興味がないと、当たり前に知って良そうなことでも、知らないことがあります。妊活で言うと、基礎体温でしょうか。言葉自体は知っていても、計り方を知らないという人は、意外と多いのではないでしょうか。
基礎体温って普段の体温とは違う?
基礎体温とは、身体が最もエネルギーを使っていない時の体温の事です。
目が覚めて起き上がる前に、計った体温と言う認識で大丈夫でしょう。
起き上がってしまうと、体温が上昇してしまいますから、計る時も寝たままでいる必要があります。
当然普段熱を測った時の体温とは違いますから、注意してください。
基礎体温を測ることで、低温期と高温期を知ることが出来、ひいては排卵日や生理周期も予測することが出来ます。
妊娠するには、排卵日直前に性交渉をするのが、最も確率が高いですから、妊活をするなら調べておきたい情報の1つです。
基礎体温の測り方
基礎体温は、目が覚めて、起き上がる前に「口」で測ります。
立ち上がってはいけませんから、就寝前に枕元に体温計を準備しておきましょう。
体温計は舌の裏側にある筋の根元、一番奥の中央に当ててください。
舌の上だと正確な体温が図れませんから注意が必要です。また、口は閉じて空気に触れないようにして測ります。
飲酒をしていたり、寝不足だったりしてもいけませんから、体調管理をするつもりでお酒は控えるようにしてください。
睡眠は最低4時間は必要になります。
可能であれば毎日同じ時間に測るのが良いのですが、夜中に目が覚めてしまった場合、立ち上がるよりも前に測るようにしましょう。
起き上がらず二度寝した場合には、問題ないようです。
また立ち上がっても、また4時間以上寝たら、次起きたときに測っても大丈夫です。
基礎体温からわかる身体の調子って?
基礎体温を計ったら、グラフを作りましょう。折れ線グラフを作るのが、見やすいと思います。
すると、比較的体温が低い時期と高い時期、つまり低温期と高温期がわかります。
体温は人によって違いますから、「何度だったら高温期」とわかるわけではありません。
次に月経から排卵期前までが低温期、排卵期から黄体期が高温期になりますから、低温期から高温期になる時が排卵日で、高温期から低温期だと生理だとわかるでしょう。
不定期でもいいのでまずは3ヶ月計ってみる事
個人によって体温の波に違いがあり、ちゃんと定期的にあげさげがわかる人もいればそうではない人もいます。
そのため1か月測ったくらいでは判断できかねますので、まずは3か月続けて測ってみてください。