妊活について調べる男女

子供が欲しくて妊活をしている夫婦も、多いのではないでしょうか。しかし一言に妊活と言っても、出来ることはたくさんありますよね。

妊活サプリを飲むことも、その中の1つだと言えるでしょう。
手軽に始められる妊活ではありますが、始める前に妊活サプリについて、調べておきませんか。

妊娠するための活動、妊活にはどんな意味があるの?

妊活とは?サプリメントの話より前に、まずは妊活とは何かを簡単に説明したいと思います。
妊活とは書いて字のごとくですが、基本的には妊娠するために活動をすることになるでしょう。
しかし、その活動は多岐にわたり、例えば妊娠に関する知識を調べるのも妊活ですし、自分の体の状況を把握したり、妊娠しやすい体作りをしたりするのも妊活だといえます。

とはいえ、運動や食事改善、サプリメントの摂取など、目に見える行動を始めた段階を、妊活の初めだと考える人が多いようですね。
また、妊活と言えば女性がやるものだと考えられがちですが、女性一人では妊娠できませんから、当然男性も行った方が効果は高くなります。
むしろ男性が原因の不妊もありますから、女性だけが行っても意味がない場合もあるでしょう。

こちらも参考にしたい! → すぐできる男性妊活とは!?

妊活と聞くと不妊治療と考える人もいるかと思いますが、それはあくまで妊活の一環です。
もっと簡単なところだと、基礎体温を測り始めたり体を冷やさない様に気を付ける事もそれが妊娠を意識したものであれば妊活といえます。

しかし妊活をしようと思った時にまず何をしたらいいのかと言われたら、パートナーと子供を持つことについて話し合うことです。

妻が子供が欲しいと思っていても、夫が欲しいと思っていなければ妊活どころではありませんし、逆もまたしかりです。
ここまで極端でなくても、妊活に対する姿勢も夫婦間で異なることも珍しくなりません。
積極的に子どもを作りたいと考えている人もいれば、子供は自然にできるに任せた方が良いという人もいます。

それが理由で夫婦仲が悪くなれば、妊活どころではありませんし、ストレスになれば妊活にもマイナスになります。

妊娠に必要な成分が含まれたサプリメント、それが妊活サプリ

では、妊活サプリについてお話していきます。妊活サプリとは妊活を目的とした人向けに作られたサプリメントで、妊娠に必要される成分が入っています。

近年だと葉酸やマカを含んでいるものが人気です。
ただし葉酸は妊娠に良いとは少し違うので、覚えておくと良いでしょう。

一般的なサプリメントは、例えば鉄分とかビタミンCのように1つの栄養素であるものがありますが、妊活サプリはその多くがいくつかの栄養素を合わせたものになっています。
そのため、妊活中や妊娠中はサプリメントの栄養だけで十分だと勘違いしている人もいますが、サプリはあくまでも食事で摂ることが出来なかった栄養を補うものですから、日々の食事は大切にしてください。

サプリメントは薬ではなく、健康食品に該当しますから、飲むにあたってのリスク自体は少なくなっています。
だからと言って、たくさん飲めばそれだけ効果を発揮するものではありません。

女性が摂取しておきたい栄養素


女性が摂りたい栄養素について

具体的にどういう栄養素を取ればいいかですが、先ほど挙げた葉酸やマカ(マカは正確には成分ではない)以外だと、鉄分は意識して摂りたいところですね。
鉄はその多くがヘモグロビンに変わり、足りないと貧血になり体が冷えてしまいます。
加えて活性酸素を除去するための酵素の材料にもなるそうです。

鉄分不足は、黄体ホルモンの働きを低下させたり、卵細胞の発育不良・活性酸素の増加で卵子の質の低下に繋がったりしますので、不妊になる恐れがあります。
妊娠してからも重要な栄養素になりますから、妊娠前から摂っておきたい栄養素ですね。
次に大豆イソフラボンです。エストロゲンと同じ働きをするため、美容に良いという話を聞いたことがある人もいるでしょう。

妊活では子宮内膜を厚くして、妊娠しやすくするという効果が期待できます。
3つ目の亜鉛は、ホルモンバランスを整えてくれます。上記2つに関しても、ホルモンバランスを整えてくれる効果はありますが。
加えて亜鉛は、元気な卵子を作り、受精細胞の細胞分裂にもかかわり、胎児の発育の面からも無視できる成分ではないでしょう。

亜鉛も鉄と同じく、妊娠後も充分に摂っておきたい栄養素です。
次のショウガオールやジンゲロールは、なんとなく想像がつくかもしれませんが、冷え性対策になります。具体的には、血行改善をして体を温めてくれます。
冷え性なんかと思う人もいるかもしれませんが、冷え性も不妊の原因になるようです。

何より血行が悪いと、子宮に血液が十分にいきわたりませんから、妊娠にマイナスなのは分かるのではないでしょうか。

男性が摂取しておきたい栄養素


男性が摂りたい栄養素について

男性と女性では役割が違いますから、摂りたい栄養素も女性とは変わってきます。
ですが、似通っている部分もあり、男女兼用のサプリメントも珍しくありません。
男性がまず気にしたいのは、最後まで性交を行うことが出来るかです。

極端な話、EDなら自然妊娠はできませんし、最後まで持たなければ妊娠できる確率はかなり下がるでしょう。
そこで、精子の形成に必要な亜鉛は積極的に摂りたいところです。
もしも不足すると、精子の数が少なくなりますし、性機能が低下します。また精子の運動性も低くなるようです。

亜鉛で注意することは、2gで急性中毒の可能性がある事ですね。
普段の食事でオーバーすることはないと思いますが、サプリメントを必要以上に飲むと危険なこともあります。
サプリメントにも摂取量は書いていると思いますから、参考しましょう。

純必須アミノ酸のアルギニンは、精子の質や量の向上の効果があり、男性機能にも少なからず関わってきます。
それから、アルギニンは精子の成分の多くを占めているとされ、摂りすぎない程度に摂っておく分には、悪いこともないです。
ただし準必須アミノ酸であるアルギニンは、自分で合成できそこまで躍起になる必要はないかもしれません。

繰り返しですが、サプリメントは普段の食事がありきですから、まずは食生活を改善しましょう。

妊活サプリを摂取する際の組み合わせ

サプリメントに限らず、飲み合わせや食べ合わせと言うものがあります。例えば、薬は水を飲みましょうという話は良く聞くと思いますが、水以外で飲むと薬の成分と反応して上手く効果が現れず、悪影響を与える場合があります。
ただし、サプリメントは食品ですから、薬程過敏になる必要はありません。

せいぜい成分が上手く吸収できなくなる、といったくらいです。
むしろサプリメントで気を付けたいのは、過剰摂取でしょう。特に妊活サプリは様々な成分が入っていますから、気を付けて下さい。
サプリメント同士の飲み合わせとしても、鉄と亜鉛の入ったサプリと、葉酸と鉄が入ったサプリを併用すると鉄が過剰摂取になる可能性がありますよね。

成分の中には過剰摂取をすることで、頭痛などを引き起こすものもありますから、複数のサプリを飲みたい時はサプリの成分の量や普段の食事でどれくらい摂っているのかに注意したいです。
それに妊活サプリのように複数の成分が入った商品だと、メーカーが考えて配合をしているはずですから、無理にいくつもサプリを飲む必要もないでしょう。

それからもう1つ気を付けておきたいのが、薬との飲み合わせです。
サプリメントの効果が薄まる、と言うものに関してはそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、中には薬の方の効果を薄めてしまう組み合わせがあります。
逆に薬の副作用を強めてしまうという組み合わせもあります。

病院でもらうような処方せん薬を使っているという人は、サプリメントを飲み始めるより前に、医師に相談してみてください。
市販薬だと多くの風邪薬に使われる成分が、サプリメントの効果を弱めてしまいますから、風邪薬を飲む時には時間をおいてサプリを飲むなど工夫した方が良いです。

妊活サプリの効果が実感できるのはいつから?


効果が現れるまで

口コミを見ていると「○○期間使っていたけれど、効果がなかった」と言うものが少なくありません。
しかし、その期間が1週間や1ヶ月と言う人も結構います。
サプリメントは薬ではありませんから、そんな短期間で目に見えた効果を得ることは難しいです。

食事改善をしてすぐに効果が現れるかと言われたら、そうではないのと似たようなものでしょう。
では、効果が現れるまでにどれくらいかかるかですが、一般に3~6ヶ月だといわれています。その理由として、卵子が3ヶ月以上かけて成長し、精子が70~80日ほど前の細胞がもとになって作られているからです。

個人差はあるとはいえ、1ヶ月で見極めるのはまず無理だと考えていいでしょう。
ただし、冷え性に対する効果など、比較的すぐに効果が現れるものもあります。
効果が出て、妊娠できたとして、いつまで続けるのかと言うのが次に問題として挙がりますが、それはサプリメント次第です。

妊娠中は普段よりも必要な栄養が多くなりますから、それを補ってくれるような成分が入っているサプリであれば、妊娠中から出産後、授乳中まで続けることもあります。
一応妊娠してからに関しては、医師に相談してみてください。
男性の場合には、妊娠するまでで十分ですが、健康のために続けるという選択もできなくはありません。

おすすめ!妊活サプリ価格比較表

定期購入

商品名 定期購入時の値段 備考
プレミン 3880円 税込
macani 3960円 初回980円
ベジママ 4680円 初回2750円
SAZUKARI 5980円 初回980円
ミトコリン 15000円


6ヶ月続けた場合

商品名 備考 定期購入時の値段
macani 20780円 22442円
プレミン × 23280円
ベジママ 26150円 28242円
SAZUKARI 30880円 33350円
ミトコリン 90000円 97200円


妊活とは?妊活サプリを使ってみようと思っても、どれを使っていいのかわからない人は少なくないはずです。その判断の一助として金額は無視できるものではありませんよね。
そこで、いくつかの商品を取り上げて、値段を比較してみましょう。

解説の前に補足をしておきますと、定期購入と6ヶ月続けた場合の2つにしているのは、6ヶ月が最低続けてほしい期間だからです。

また、プレミンは「ポスト投函de定期お届け」の値段で、通常の手渡しの場合月100円高くなります。ですが、LINE登録をすることで、100円引きになるので少しでも安くしたい場合には、利用してみるといいでしょう。
6ヶ月続けた時の税込みの金額は、単純に税別価格に1.08をかけた数値になりますから、実際の値段とは少し異なることがあります。
ただし、定期購入をすると送料無料と言うところがほとんどですから、途中で値段改変でもない限り大きく変わるという事もないです。

比較してみた場合、ミトコリンの値段の高さは目立ちますが、おおよそ定期購入で5000円が相場になりそうです。特別こだわりがない場合、この金額を元に高いか安いかを考えてみるといいでしょう。
大きく値段に差異がある場合には、その理由について分かれば買ってみても良いと思いますし、わからなければ下手に手を出さないというのもありです。

また初回は安くなっているところも多いですが、長期間続けるほど、その利点は少なくなっていきます。
お試しと考えるととっつきやすいかもしれませんが、初回で安くなる代わりに、複数回は購入しないといけないところも多いですから、定期購入の際には何ヶ月続ける必要があるのかも見ておいてください。
多少高いと感じても、正規の価格で1本買った方が結果的に安かった、という事もあり得ます。

今回紹介した中だとプレミンが最も安いですが、探せば3000円以下と言う商品もあります。どうしても安くしたいのであれば、探してみるのもいいかもしれませんね。

それぞれの妊活サプリの特徴やおすすめできる所


商品名 主な売り
プレミン 安全性
macani マカの自社生産
ベジママ ピニトール
SAZUKARI アグリコン型イソフラボン
ミトコリン ミトアップハーバルエキス


効果や安全性があってこその値段だと思いますので、価格比較をした商品の売りを、独断でまとめてみました。
実際にはこれだけではありませんから、参考までにとどめておいてください。
まずプレミンの安全性についてですが、全成分原産国と最終加工国を開示しています。

加えてアレルギー検査などを第三者機関で行っているため、かなり安心できるものでしょう。
それから、macaniはマカの栽培から製品化、在庫管理まですべてをメーカーが行っています。それだけ品質にこだわっているのだと、見てとることが出来ます。

ベジママに入っているピニトールとは、血糖値を下げてくれる成分で、不妊の原因の1つと言われる多嚢胞性卵巣症候群に効果があるといわれています。妊娠しやすい体作りだけではなく、不妊の原因に直接アプローチしてくれますから、大きな効果を得られる人もいるでしょう。
SAZUKARIのアグリコン型イソフラボンは、通常のイソフラボンよりも吸収率が高く、高い効果を発揮してくれます。

最後にミトコリンですが、その売りであるミトアップハーバルエキスは、ミトコンドリアへ働きかけてくれます。
この「ミトコンドリア」への効果はミトコリンの最大の特徴で、他の商品にはないものですから、他のサプリで上手く行かなかった場合でも効果を得られる可能性があります。

安い価格でも効果に期待できても絶対にこれと言うものはない


絶対にこれと言うものはない

値段と個人的な判断ですが売りを見てきましたが、安ければ良いとか、高ければいいというものではありません。
また、このサプリメントが万人にとって最高のものだ、と言う効果のものありません。
例えば、ミトコリンはおそらくその独自性などから、値段が高く設定されています。

では、誰が飲んでも絶対に妊娠できるのか、と言われたらそういうわけでもありません。
ミトコンドリアとは違う、別の病気のせいでなかなか子供が出来なかった場合、期待した効果は得られないでしょう。
しかし、他のサプリメントでは駄目だったけれど、ミトコリンを飲んだら妊娠することが出来たという人もたくさんいます。

大切なことは、毎日続けることです。どのサプリメントも、少なからず妊娠に対して効果を持っているはずです。
しかし、それは毎日続けてこその効果です。2日に1回は3食十分にバランスの採れた食事をしていても、2日に1回は3食ともコンビニ弁当だけという生活で、身体がいい方向に向かうかと言われたら微妙だと思いませんか。

毎日バランスのいい食事をするべきなのと同じように、毎日欠かさずにサプリメントを摂るべきなのです。
そのため、値段が高く妊活に良いと評判のサプリメントを1ヶ月続けるだけよりも、質は落ちても値段が安いサプリを1年続けた方が最終的な効果としては高くなるでしょう。

そして普段の食事で鉄分が足りないと感じれば、鉄分の入った妊活サプリを選ぶなどはできますよね。

このようにして、自分に合ったものを選ぶのは大切なことです。
長期間続けても効果を感じられない時には、別の成分、別のアプローチのものを選んで再挑戦してみるといいでしょう。

つまり、値段と効果を見つつ、無理なく買えるというのが1つ選びかたのポイントになります。

それでも購入の際は何か基準が欲しい

値段と効果と言いましたが、それを加味しても似通った商品は少なくありません。
そこで、もう少し選ぶ基準について考えてみましょう。
まず続けられるという話をしましたが、それは値段だけで決めることはできません。

例えばサプリメントの形状。大きい錠剤を飲むのが苦手だという人だと、小さいものを選んだ方が続けることに苦はないでしょう。
また味や匂いも苦手なものを毎日飲むというのはつらいと思いますので、敏感だという人は、無味無臭のものを選ぶようにしてください。
1日に飲む個数と言うのも、案外馬鹿にできません。

2~3個程度なら薬とあまり変わらないかもしれませんが、1日の推奨量が7~14個と言うものもあり、仮に1回で飲もうと思ったら、飲むだけでも一苦労です。

毎日飲むと考えた時に、蔑ろにできないのが安全性です。

その商品が安全に作られているか、一定の品質が保たれているのか、パッと見てわかるのはGMPマークがついているかどうかですね。

厳しい審査を経て得られるマークで厚生労働省がすすめているものですから、選ぶ基準としては十分です。

加えて第三者機関に調査してもらっている商品もありますが、GMPがあるのであればそこまで過敏になる必要もないかもしれません。

妊活サプリは過剰摂取に注意


サプリの注意点

繰り返しになりますが、妊活サプリで最も気を付けたいのは過剰摂取です。
水溶性ビタミンなど、過剰摂取になりにくい成分もありますが、脂溶性ビタミンなど過剰摂取になりやすい成分もあります。
脂溶性ビタミンのビタミンAは、胎児の細胞分裂に関わるため、不足すれば発育不全につながります。加えて感染症にもかかりやすくなるそうです。

さらにビタミンAは子宮内膜の材料にもなりますから、妊娠維持するのも大切な成分で不足しないに越したことはありません。
しかし、過剰摂取してしまうと逆に胎児の成長に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。
注意点の2つ目は、副作用の可能性がある事です。

サプリメントは食品の1つになりますから、副作用と言うよりもアレルギーと言った方が良いでしょう。
要するに人によってはアレルギー症状が出るかもしれません。

そのため、妊活サプリを使用している中で不調を感じたら、使用をやめて医師に相談するようにしてください。

男性は男性向けの妊活サプリメントを使うべき?

妊活サプリを見てみると、女性用や男性用、男女共用などがあります。その中で、男性が妊活中に摂りたいサプリメントはどれが良いのでしょうか。

まずどれを飲んだとしても、特別に変わることがあるわけではありません。
食品ですから、女性用を使ったとしても、問題ないわけです。

また女性用を使ったとしても、男女で必要となる成分は重なる部分もありますから、全く効果がないわけではありません。

ただし、効果の無駄のなさや、コストパフォーマンスから見ると男性用を使った方が良いです。
これで終わってくれると簡単な話なのですが、男性が妊活サプリを飲むというのは、男性自身の体作り以上の効果があります。
それは妻側のプレッシャー軽減になるというものです。
未だに妊活=女性がやる事、不妊の原因は女性にあるという考えは根強く、女性しか行動せずに不満にもプレッシャーにもなっています。

そんな中、夫も一緒にやってくれるというのは、夫婦仲を考えても悪い事ではありません。

夫婦一緒に同じサプリメントを飲むというのは、モチベーションアップにもつながるでしょう。

全く効果がないわけではありませんし、長期間続けるという意味ではあえて妻と同じものを飲むというのも選択肢として考えても良いですね。

サプリメントだから高い効果が出るわけではない

忘れないでほしいのは、妊活サプリはあくまでもサプリメントであることです。つまり、不足した栄養を補うためのものです。
食事ではなかなかとりにくい成分があるのは確かですが、食事で十分に採れるのであればそれに越したことはありません。
それから、薬ではありませんから、すぐに効果が現れるわけでもなく、非常に高い効果が出るわけではないことも忘れないでください。

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