栄養豊富でカロリーの少ない青汁ですが、置き換えダイエットにはおすすめできません。食事の代わりにしてしまうと、逆に太りやすい体質になったり、エネルギー不足で体調を崩してしまったりする恐れがあります。すべて青汁に置き換えなくても、普段の食事にプラスするだけで、青汁は十分に痩せるサポートをしてくれます。毎日継続して引用することで、美容や健康へのプラス効果を狙いましょう。
<置き換えダイエット法とは>
1日3回の食事のうち、1回~2回をカロリーの少ない食品に変える方法です。摂取カロリーを減らすことで、食物からのエネルギーの代わりに体脂肪を分解してエネルギーを取り出し、そのため痩せる、という仕組みです。お腹が空いてしまうというデメリットがありますが、比較的空腹感を乗り越えやすい夕食を低カロリーなものに変えることで、対応できます。
<青汁を使うのはやめた方が良い>
エネルギーにならない青汁を一食の代わりにすることは、やめた方が賢明です。仕事中やお出かけ先で思うように動けない、などということにもなりかねません。逆に、太りやすくなるというデメリットもあります。
■体を動かしてくれるエネルギーではない
青汁は、置き換えダイエットには向いていません。10~25キロカロリーと低カロリーで栄養価が高いため、一見食事代わりとして最適に思われるでしょう。しかし、30代から40代女性の標準的な1日の基礎代謝量でさえ、1,140キロカロリーに上ります。あまりに摂取カロリーを抑え過ぎると、体調を崩して倒れてしまう恐れもあります。特に動き回ることの多い仕事をしている方は、その分エネルギーが必要になります。健康のために、青汁を置き換えダイエットに使用することは、やめた方が無難です。
■逆に太りやすくなる
極端な置き換えダイエットは、リバウンドしやすい体を作ってしまうことにもなりかねません。エネルギーが不足することにより、体は消費するエネルギーを節約しようと頑張ります。それだけでなく、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまうので、基礎代謝量が下がってしまいます。すると、消費されるエネルギーのレベルが落ちているだけでなく、元の食事に戻した時にその分の摂取エネルギーを消費するだけの筋肉もなくなっていますので、リバウンドする結果を招いてしまうのです。リバウンドしてしまうと、せっかくのそれまでの努力が無駄になってしまいます。痩せる方法は慎重に選びましょう。
<痩せるためのサポート役として使う>
青汁は、置き換えではなく、朝昼晩の3食にプラスして飲むと効果的です。3食きっちり食べて、痩せるための補助として飲用することで、体の代謝を上げてダイエットの成功につなげます。リバウンドもしにくくなります。また、ダイエット時に不足しがちな栄養素もしっかり摂れるので、健康や美容もキープしてくれます。
スリムになっても、体調を崩してしまってはどうしようもありません。大事なことは、健康的に美しい体型をキープすることです。
いつもの食事にプラスするだけで、青汁は痩せるためのサポート役として大活躍してくれます。無理せず快適にダイエット生活を送ってください。