大手のキャリアから、MVNOに乗り換えるときに通信速度が落ちてしまうのは、仕方がない部分です。しかし、どうしても落としたくないと言うのであれば、UQ mobile(UQ モバイル)がおすすめです。今回はUQ mobile(UQ モバイル)の特徴について、簡単にご説明いたします。
プランや料金について
UQ mobile(UQ モバイル)は2017年の2月末から、ぴったりプランとおしゃべりプランという大きく2つのプランを始めました。
この2つのプランはそれぞれ、プランS,M,Lに別れていますから、全体で見ると、6つのパターンがあります。
データ通信に関しては、この2プランの間に違いはなく、プランSだとデータ容量が2GBで月額料金が最初の1年は1,980円、プランMがデータ容量6GBで1年間2,980円、プランLが容量14GBで1年間4,980円です。
それぞれ14か月目以降は、+1,000円ずつされますから、気を付けてください。
1,000円増えると言うよりも、最初の1年間は割引がついていると考えてください。
割引対象外の場合、この1,000円割引はありません。
2つの大きなプランの違いは、音声通話にあります。
ぴったりプランのSプランなら1か月最大60分は通話料が無料です。Mプランなら月最大120分、Lプランなら月最大180分が無料になります。
金額にして、Sプランが2,400円分、Mプランが4,800円分、Lプランが7,200円分も無料になると言うことです。
おしゃべりプランはS,M,Lによる違いはなく、国内通話が1回5分以内なら何度でも無料で行えます。
よく電話するけれど、1回当たりの電話時間が5分以内であれば、かなりお得なプランと言えるでしょう。
また、契約期間は2年間で、2年が過ぎた26か月目以降になると、データ容量とぴったりプランの無料通話時間がそれぞれ半分になります。
データ容量3GBまで高速通信が出来るデータ高速プラン、それに音声通話をプラスしたプランがそれぞれ月額980円と1,680円です。
また、データ容量無制限で送受信最大500Mpbsのデータ無制限プランが1,980円、同じくデータ無制限+音声プランが2,680円でもあります。
通信速度が業界トップクラス
UQ mobile(UQ モバイル)はau回線を利用している数少ないMVNOです。
その特徴として、通信速度がMVNOの中でもトップクラスだと言うのが、大きな特徴でしょう。
その理由として考えられるのが、KDDIの子会社であると言うことです。
大手キャリアの子会社であるから、ある程度融通が利くからというのが、大きな理由として言われています。
MMD研究所の格安SIMサービス通信速度調査結果で、15.8Mbpsという数字を出すほどです。
仮に動画を見るとしても、5Mbpsあれば充分だとされていますから、充分な速度を出しているのだとわかるのではないでしょうか。もちろんこの数字は、調査機関が調べた中でもNo.1です。
また、通信速度の特徴として、MVNOではあるものの、昼休みや退社後のピーク時にも遅くなりにくいため1日中、それから1年を通して安定しています。
他社の場合、ピーク時に速度が遅くなるのはもちろん、数か月ごとに電波が不安定になることもあるようです。
余談になりますが、どのMVNOやキャリアであっても、最大通信速度は200Mbpsを超えていると表記しています。
しかしそれは、あらゆる条件が整って初めて出る数値であり、まず出る数値ではありません。実測で見た場合、キャリアでも20Mbpsを超える程度のようです。
節約モードで使い放題
UQ mobile(UQ モバイル)では、節約モードに切り替えて使うことが出来ます。
節約モードとは、通信速度を300kbpsという低速に落とす代わりに、データ容量を消費せずに通信を行うことが出来るモードです。
300kbpsだと、文字媒体の実のメールやアプリ、サイトを見る分には問題ないレベルですから、普段は節約モードにして、動画を見るときなどに通常モードに戻せばかなり容量を節約できるでしょう。
音楽も聞くのに不便しませんから、使い方によっては、節約モードのままで使い続けることができる人も多いのではないでしょうか。
地味な話ですが、通常MVNOの低速モードというのは200kbpsです。
そのため、普通の低速モードよりも速い状態で、使い続けることが出来ます。
SNSなどを良く利用する人にはおすすめ!
節約モードだとSNSやLINE程度なら、問題なく利用することが出来ます。
そのため、普段SNSを良く使うと言う人など、節約モードでもやっていけると言う人であれば、データ容量を少なくして料金を安くすることもできるでしょう。