2017年に入り、たくさんのテレビCMを放映するなど、UQ mobile(UQ モバイル)の知名度が急上昇しています。これにより携帯電話会社大手だけではなく、サブブランドによる競争も激しくなってきました。

サブブランドは携帯電話会社大手の回線を借りている仮想移動体通信事業者(MVNO)より高い知名度があります。その二大ブランドがKDDI傘下のUQ mobile(UQ モバイル)とソフトバンク傘下のY!mobileです。

UQmobileは料金プランでY!mobileに追随

UQ mobile(UQ モバイル)では、利用料金が1,980円となる「イチキュッパ割」などを展開して徐々に人気を獲得してきました。

また、電話が一定時間かけ放題の「おしゃべりプラン」、高音質通話「VoLTE」への対応、18歳以下のユーザーの使用料を割引く「UQ学割」を開始するなど定期的に新しいキャンペーンを展開してきました。

さらに2017年6月8日からは「UQ家族割」と言われる新プランが登場します。これは月額1980円(税別)の「おしゃべりプランS」など6プランで利用者の家族が契約した場合、2回線目から9回線目までの基本料金から500円を割り引くものです。

同様のプランはY!mobileが既に提供していて、これに追随する形になります。

直営店の増加で利便性向上も

料金体系の面ではY!mobileに追随し、比較しても遜色のないUQ mobile(UQ モバイル)ですが、直営店に関してはY!mobileまだ少なく、Y!mobileに後れを取っています。このため、UQ mobile(UQ モバイル)では今年度中に店舗数を現行の67店舗から120店舗へと拡大するとしています。直営店が増えれば、インターネットでの契約が不慣れなライトユーザーにも安心ですね。

最新機種も登場

Y!mobile同様UQ mobile(UQ モバイル)においても、iphoneSEが登場しましたが、Android搭載の新機種も登場します。新端末は「AQUOSL2」(シャープ製)と、「DIGNOV」(京セラ製)の2機種です。料金プランだけでなく、機種も増えていくとユーザーの選択肢も広がりますね。