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未成年は駄目、妊婦・授乳中は駄目、男性は駄目、女性は駄目など世の中、様々な制限があります。それを破った場合、破った側が被害を受けることが多いでしょう。では、酵素サプリには、そういった制限は存在するのでしょうか。それとも、誰でも使っていいのでしょうか。

目次

酵素サプリは妊娠中の方に効果的!?

酵素サプリといっても、いくつもの商品が出ていて、中には妊婦や授乳婦が飲まない方が良い物があるのも事実です。
そういったものは、注意書きがありますから、該当する人は気を付けて説明を読むようにしてください。
しかし、妊婦が酵素サプリを飲むことは、推奨されていることが多いようです。

お腹に赤ちゃんがいる妊婦は、腸が圧迫されていますから、腸の働きが悪くなります。すると消化吸収に影響が出てしまうのですが、酵素サプリを飲むことで、消化を手助けしてくれるのだそうです。
整腸作用があるものも多いですから、腸の働きも回復してくれるかもしれません。

また妊娠中はあまり運動が出来ず、太ってしまう人もいます。あまり運動が出来ないなら、食事制限をすると思いますが、それでは栄養不足が気になるでしょう。
足りなくなった栄養を補給するという意味でも、酵素サプリは良いと言えます。
ダイエット効果もありますから、少しでも運動をすることで、痩せることもできるでしょう。

安全性が気になるときには、医師に相談することで、より安心して飲めるようになるでしょう。

授乳婦も飲むべき酵素サプリ

飲んでいいかどうかは、妊婦と変わりありません。最悪医師に相談してください。
もしくは、問い合わせ当て見ると、過去に授乳婦が飲んで問題があったかどうかの事例を調べてくれるメーカーもあります。
それでですが、授乳婦も酵素サプリを飲むことは、悪くない選択のようです。

産後には便秘になる人が増えますから、腸内環境を整えてくれる酵素サプリは、相性が良いですし、代謝が増えることで、産後太り解消にも役立ちます。
痩せるという事であれば、酵素ドリンクでファスティングをするという方法もありますが、授乳婦がするべきではありませんから、体調が戻ってから行うようにしてください。

年齢制限がないので未成年でも飲めるけれど

酵素サプリに年齢制限はありませんから、未成年であっても買って、飲むことが出来ます。
酵素サプリは栄養素の吸収を阻害するものではなく、代謝を高めるものですから、成長期に栄養不足になるという事もないでしょう。
しかし、未成年は基礎代謝も高く、サプリを使ってまでダイエットをする必要はないように思います。

食事を見直して、運動をするだけでも痩せることはできるでしょう。
成長期で過度なダイエットをするのも、その後の成長の事を考えると良くないですし、何より、酵素サプリもタダではありませんから、働いていないと続けることも難しいのではないでしょうか。

自分の調子を自分で判断しながら飲むようにして

酵素サプリは誰が使っても問題ないですが、絶対に誰にも悪影響を与えないという保証もありません。体質にたまたま合わない可能性もありますし、最終的には、自分で使ってみて、違和感があればいったん使うのを止めて、すぐに医師に相談した方が良いでしょう。

酵素サプリは飲み過ぎちゃっても大丈夫?

大は小を兼ねるとは違いますが、体に良い、ダイエットに良いという話が出ると、そればかり食べる人っていますよね。ですが、過ぎたるは猶及ばざるが如しとも言います。酵素サプリを摂りすぎてしまった場合、どうなるのか調べてみました。

酵素はあまり気にせずに摂取してもいい

サプリメントは食品の1種なので、基本的に飲みすぎて直ちに何か、問題があるわけではありません。しかし、食べ物を食べすぎた結果、ダイエットが必要になっているわけですから、食品だからと安心はできませんね。
まず酵素サプリの売りである酵素については、摂りすぎに気を付ける必要はなさそうです。

しかし、あくまでもこれは体に悪影響を与えない、という意味でしかありませんから覚えておいてください。
たくさん飲めばそれだけ効果を発揮してくれるのではなく、不要な分はそのまま体外に排出されてしまうのだそうです。
つまり、たくさん飲むと、それだけお金の無駄になるという事ですね。

過剰摂取は気を付ける

サプリメントで気を付ける事の代表として、過剰摂取があります。
過剰摂取とは、特定の成分を耐容上限量よりも多く摂る事で、健康被害を受ける可能性が出てきます。
酵素サプリにおいて、酵素は大丈夫かもしれませんが、一緒に入っているビタミンやミネラルに関しては、過剰摂取の危険性はあります。

耐容上限量は、成分ごとに違いますし、年齢や性別でも変わってきますから、1つの成分が越えたからとすべて超えるものでもありません。
成分の中には、よっぽどのことがない限り、耐容上限量を越えないような栄養素もありますが、特定の成分を集めたサプリメントはよっぽどがある可能性がありますから、注意はしておいてください。
葉酸を例にあげてみましょう。耐容上限量は前述通り条件で違いますが、おおよそ1000μgで、日本人の平均摂取量が250μgです。

単純に考えて、日本人の平均の4日分の葉酸を摂らないといけませんから、それを食事で摂るとなると大変なことになります。
葉酸サプリは400μg入っているものが一般的です。つまりサプリだと3日分飲めば上限量を超えるわけです。
しかも、サプリですから、簡単に飲めてしまいます。

実は葉酸の場合、上記のような簡単な計算では離れないのですが、例ですので数字のまま受け取ってもらえたらと思います。

健康被害がなくてもマイナス要素いろいろ

葉酸サプリにもカロリーは存在します。1日分換算で、多くても10キロカロリー程度で、平均だと5キロカロリーですから、誤差の範囲ではありますが、飲みすぎればそれだけのカロリー摂取にはなります。
それに、飲むほどの効果を現すものではありませんから、飲むだけお金の無駄になります。

1日当たりだいたい100円程度で、高いと250円になりますから、仮に1日で2日分飲んだとすれば、1か月で3000~7500円の無駄になります。
言ってしまえば、1か月で150~300キロカロリーを、3000~7500円で買っているようなものになるでしょう。

なぜ摂取量の目安が決められているのか

サプリメントですから、目安という表現になっていますが、それでも量が決められています。それは、メーカーが最良だと判断したからだと言えるでしょう。
それを素人判断で、変えることは良くないというのは、想像できるのではないでしょうか。