水道水でも十分な美味しさがある高知県の水環境とウォーターサーバーの需要について考える

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高知県というと、観光地と言うイメージが大きいでしょう。
確かに、歴史的にゆかりのある場所が多くそれらに触れるため訪れるという観光客の方も多くいらっしゃいます。
自然が豊かと言うイメージも一方ではありますので、水が綺麗というものも抱くことでしょう。
では、果たして高地における水道水というものはどのような品質なのでしょうか。
そして、飲用利用としてどのような形で水と付き合っているのでしょうか。

水源に恵まれている高知

高知の水道水ですが、仁淀川が主となる水源です。
土佐市にあるのですが、この仁淀川は「全国の1旧河川の水質ランキング」によって1位を獲得したという美しい水でもあるのです。

水道法にのっとった形での検査実施はもちろんのこと、水源を守る活動そして安心して各家庭で水道水として今日供するための努力というものも行われています。

高知の水道水は美味しいのか

次に「美味しさ」という点を中心に見ていくことにしましょう。

水道水におきましても、水の美味しさというものの基準があるのです。
それが以下のようなものになります。
・水温
・臭気強度
・残留塩素
・硬度
・蒸発残留物
・マンガン酸カリウム消費量
・遊離炭素
などになっています。

これら基準をクリアし、そして美味しい水道水を供給しているという点で高知は四国の中でも唯一それに選ばれたのです。
上記で触れたように仁淀川さらには清流鏡川の恩恵が大きいといわれています。

高知の特徴として、その致死的なことから石灰岩などが適度なミネラル分を補ってくれるともいわれています。
高知の財産ともいうべき水質を誇っていると言っても過言ではないでしょう。

水道水を飲用利用することについて

こうして見ていくとお分かりかと思いますが、水道水の飲用利用というものを行っている方も少なくありません。
中には「ミネラルウォーター類よりも水道水のほうが美味しく感じる」などという声もあるのです。
ただ、殺菌消毒過程において塩素を注入します。
これは、水道法上で行わなくてはならない処理工程の1つです。
この影響により、若干の塩素臭を感じるという声もあります。

こうした点につきましては、一度沸騰をするなどすることによりさらに美味しく水道水を飲んでいるというアプローチを取り入れている傾向もあります。

お水屋さんやスーパーの存在

高知にも「お水屋さん」というものが存在しています。
お水屋さんとは、お水を提供している業務を行っているものになります。
ミネラルウォーターを販売しそれを宅配してくれるというものもありますし、浄水システムなどを提供しているというところもあります。
システムにつきましては、水道水を利用しそれをろ過・浄化させて「さらに美味しい水道水」「安心して飲める水道水」にしてくれるシステムのことを言います。
基本的なものとしては、浄水器と同じような感覚ととらえていただくとわかりやすいでしょう。

サーバータイプになっていて、そこに水道水を入れることによって浄化してくれるなどと言う「一度に多くの量を確保できて浄化できる。しかも冷たい状態で飲むことが出来る」などというのが特徴的なものであり、実際に利用をする方も多くいらっしゃいます。

また、スーパーにあるお水のサービスを活用しているという方もいらっしゃいます。
これは、ミネラルウォーターとは少し異なり、水道水や湧き水などをろ過・電子分解したものになります。
品質さらにはマシーンそのもの衛生管理などは定期的に検査が実施されており、その結果は張り出されているかと思いますのでご確認いただけたらと思います。
コスパも良いですし、ペットボトルのごみも出ないという点が魅力となっています。
高知でも様々な地域にてこうしたサービスを導入しているというスーパーも多いのです。
しかしながら、自ら水を汲みに行かなくてはならない・運搬が重たいなどという点もあります。

水道水に抵抗があるという方も

美味しい水道水がある地域である高知ではありますが、やはり水道水に抵抗を示す方もいらっしゃいます。
例えば、集合住宅で生活をしているという方です。
水道水の質そのものは良いのですが、一度貯水槽にためられるので、そこでの衛生管理などが気になるという方もおいでです。
また、特に20から30代の方々は、水道水をそのまま飲むことに抵抗があるという声が多いのです。
何とこの世代の方の半数以上がこのような感覚を抱いているのです。

ペットボトルでミネラルウォーターを購入する。
などというアプローチもあるのですが、安定して・ある程度の容量を確保しつつ・いつでも飲むことが出来る。
しかも手間がかからない。
そんな理想的な環境を水道水以外の方法で確保できるものなのでしょうか。

ウォーターサーバーの需要について

上記のような問題を解決してくれるものとして普及しているのが「ウォーターサーバー」を設置するということです。
実際に、高知におきましてもウォーターサーバーを利用しているという方も増えているのです。
以前は店舗などを中心に設置することが多かったようですが、今では家庭単位さらには一人暮らしの方でも設置しているという事が見受けられます。

水道水の質が高い高知でも、ウォーターサーバーの需要は高いのです。

ウォーターサーバーのある暮らしについて

では、高知の方々はどのような形でウォーターサーバーと付き合っているのでしょうか。
それら傾向について見ていくことにしましょう。

まずはその方式です。
日常的に使用をするものだからこそ、どのような方式かを選びたいというかたもいらっしゃるでしょう。
高知の場合、方式というものに特にこだわりがないという方が多く見受けられました。
それを示す結果として「リターナブル方式」「ワンウェイ方式」それぞれが半数ずつの割合で需要があるという事がわかりました。

これは、一方では方式で選ぶというよりもサーバースタイルなどからメーカーを選択し、そのメーカーが提案している方式を取り入れている。
という考え方もできるかもしれません。
双方に魅力がある方式ですので、比較検討をしてみるというのも良いかもしれません。

次に水の種類です。
水の美味しい地域だけに水に対しての意識も強いのでは。という印象もあるでしょう。
この点におきましては、利用範囲・美味しさそれぞれが求める形を選択しているという事がわかってきます。
天然水・RO水それぞれにおいても半々の割合で需要があるのです。

天然水はミネラル成分なども含まれていますし、硬水・軟水といったところからでも選択していただけます。
さらには産地からでも選べるという事で「自分が最もおいしいと感じる水」との生活を送っていただけるのです。
特に水をそのまま飲むことが多いという方などに人気のものとなっています。

RO水は、風味というものはあまり感じられません。
ただし、クセがなく飲みやすいという特徴もあります。
乳幼児のミルクや離乳食にも利用ができること・ペットの飲用水としても利用ができることなどもまた一定の支持がある背景となっているのでしょう。

こうした希望や目的から水を選択されている方が多いのですが、初めてウォーターサーバーを利用するという際には、試飲サービスを利用して飲み比べをして選んだという方もまた多いようです。

サーバーにつきましては、ほとんどの方が「床置きタイプ」を選ばれています。
容量も大きいですし、個人単位というよりも家族全員で飲みたいからというきっかけでウォーターサーバーを設置する傾向が強い高知の方々。
ですので、おのずと床置きタイプが人気となってくるのでしょう。
とはいえ、まったく卓上タイプの需要がないというわけではありません。
一人暮らしの方などはやはりこちらを選択されるという傾向も見受けられました。

ウォーターサーバーの難点でもあったコスパの問題・電気代の問題も今ではクリアになりつつありますので、それもまた需要が広がった背景としてあるのかもしれません。

飲み水に対する意識が変化している

高知においても、十分に美味しい水があるからそのまま飲用利用をする。
という意見がある一方で、特に20から30代の方は飲用利用は抵抗感がありだからこそ、ウォーターサーバーを選ぶという事がわかりました。
飲み水確保の意識そのものが変化しつつあるのでしょう。

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