群馬というと「温泉」と応える方も多いかもしれません。
都心部からでも比較的にアクセスが良いこともあり、通年多くの観光客が足を運んでいます。
そんな群馬ですが、ここでは「水」とのかかわりについて見ていくことにしましょう。
水道水からそのほかの飲用水など多角的に確認をしてみたいと思います。
目次
群馬の水道水について
まず最初にその「水源」というところから見ていきたいと思います。
雨や雪が河川などの水になったり地中に染み込んで地下水となっています。
そして、県の北部から山岳地帯・平野部などに流れその水を水源とし、水道水として活用しているのです。
生活用水としての水は1人1日当たり445リットルともされているのが群馬県の水使用量です。
全国平均が363リットルですから少し多いともいうことが出来るでしょう。
水道水としての施設は以下のようなものになります。
・県央第一水道
・新田山山田水道
・東部地域水道
・県央第二水道
・水質検査センター
などの施設があります。
そしてこれら施設において、水道水として利用できるかどうかの検査を実施しています。
これは、水道法などによって定められているのです。
検査計画としては以下のようなものになります。
・水道水が満たすべき水質について
・水質検査計画について
・県営浄水場の原水と送水の水質検査
・水質年俸
といったものです。
群馬の水道水は飲用利用できるのかについて
厳しい検査をクリアし、安全な形で群馬の各家庭に供給されている水道水。
安全であるとはいえ「飲用」ができるのかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
では、飲用利用をしても問題はないのでしょうか。
答えから言えば問題なく飲用していただけます。
蛇口から出たお水をそのまま飲んでも健康被害などといった影響はないでしょう。
とはいえ、これはあくまで「飲用利用ができる」というものになります。
美味しさとイコールというわけではありません。
日本の水道水全体に言えることなのですが、軟水が多く飲みやすいものが多いともされているので美味しいと感じる方もおいでかと思います。
その一方で「塩素の臭いが気になる」という声もあります。
塩素に関しましては、安心できる水道水供給のため、殺菌処理をその工程でなされます。
ですので、どうしてもにおいがついてしまうのです。
強いにおいというわけではありませんが、気になるという方は一度沸騰をさせて冷やして飲んでいただくなどをするとよりおいしく召し上がっていただけるでしょう。
ただし、塩素の殺菌作用がなくなってしまうとも考えられますので、こうしたお水に関しましては早くに召し上がっていただきたいと思います。
その日の分だけを沸騰保存するというのが望ましいでしょう。
群馬とお水屋さんについて
昔ながらの「お水屋さん」の存在ですが、群馬にももちろん存在をしています。
群馬を代表すると言っても過言ではない湧き水の名水である「箱島湧き水」などは人気となっており、地元とのみならず、観光客の方もペットボトルタイプを購入することもあるようです。
定期的に配送してくれる。
好みの水を選ぶことが出来る。
地域に根付いているので、お水だけではなくそのほかの飲料も合わせて注目をすることができる。
などというところから人気となっているようです。
ただ、地域によっては配送外区域であったり、近くにそのようなお水屋さんがないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方の中でさらには「美味しい水を」という場合にはミネラルウォーターを購入するという声も見受けられます。
ミネラルウォーターに関しましては、あらゆる地域で販売をされていますのでご存知の方が大半でしょう。
コンビニエンスストアからスーパーなどで手軽に購入ができますし、保存性も高いので緊急時の備蓄水として利用をされる方もまた少なくないようです。
湧き水について
先に少し触れましたが湧き水についても見ておきましょう。
群馬県には湧き水スポットが多く存在しています。
その中で「お汲み取り」といって汲み取り持ち帰って良いというところもまたいくつかあるのです。
こうしたものを活用するという方もおいでなのです。
湧き水ではありますが、供給をするという事には変わりがありませんので、しっかりと水質検査などは実施していますので安心して飲用利用をしていただけるでしょう。
実際に「美味しい」という声も多く、足を運んでまでお汲み取りにいっているという方もいらっしゃるのです。
バランスの良い美味しいお水をと考えているかたもいる
ペットボトルを買いに行くのではゴミもたまってしまうし運ぶのにも手間や時間さらには重たさを感じてしまう。
お汲み取りに行く時間もない。
かといって、水道水を飲用利用するのではなくもっとおいしいお水が飲みたい。
このように方もいらっしゃいます。
そうした方々が活用しているものが「ウォーターサーバー」といわれるものになります。
サーバーにボトルを取り付けていつでもすぐに美味しいお水が飲めるというものになります。
以前は水のみのサーバーもあったようですが、現在では同時に熱湯も出すことが出来るというものも増えています。
小さなお子様などに配慮をした熱湯に対するチャイルドロックシステムなども完備されているものも出てきたことから、より多くのご家庭で利用されるようになりました。
ウォーターサーバーというと、電気を必要とするという事から「コスパが悪いのではないか」という声もあるようです。
確かに、以前においてはこのような点がデメリットとして考えられていたようです。
しかし今では、省エネタイプのものが増えていますので大きな負担というものはなくなっているようです。
群馬の方々とウォーターサーバーとの付き合い方
群馬で人気のウォーターサーバースタイルについて確認をしてみましょう。
まずその「方式」です。
大きく分けるとウォーターサーバーには2種類の方式があります。
「リターナブル方式」といって、使い終わったボトルを回収してもらうというタイプ。
「ワンウェイ方式」といって、使い終わったボトルは各家庭で廃棄するというタイプ。
これらがあるのですが、群馬では後者であるワンウェイ方式が人気となっています。
自らゴミとして処理をする手間はあるものの、回収を待つという事をせずに済みますので、それまでボトルをためておかなくてはならないというストレスがないというのが人気の理由となっているようです。
次に「お水」そのものについて見ていきましょう。
群馬における人気の水は「天然水」です。
地元群馬の水を始め、全国展開をしているような大手ウォーターサーバーメーカーであれば山梨・京都・沖縄など様々な地域の天然水を取り扱っています。
試飲システムなども導入するようになってさらに、天然水の美味しさ・相性というものを確かめやすくなったこともまた天然水人気につながっているのでしょう。
ついで人気となっているのが「純水」です。
天然水のようにミネラル成分などが一切含まれていない純水は、離乳食・粉ミルクなども作れることで知られています。
汎用性が高いということや、小さなお子様がいらっしゃったりペットを飼っているという方のご家庭で人気の種類ともなっています。
中には、純水にミネラル成分をプラスしたなどというものもあり、選択肢も広がりを見せています。
サーバータイプですが、群馬では圧倒的に床置きタイプモノの需要が高いのも特徴の1つです。
容量も大きく、家庭のみならず店舗や会社単位で利用をしておいしい水との生活を送っているという事も多いようです。
少数派である卓上タイプですが、こちらは1人暮らしの方が大半となっています。
ボトルそのものも小さく場所を取らないので一人暮らしの方に対する需要もまたあるようです。
満足度が高い群馬県でのウォーターサーバー事情
どのように水と生活をしているのか。
そして、ウォーターサーバーとの付き合い方などを見ていきましたが、美味しお水をという方々でウォーターサーバーを利用している方の満足度というものは非常に高い傾向にあります。
便利で美味しく安全性も高い。
それが満足度に繋がっているようです。
このことからでもお分かりのように、継続的に利用をしているという事もいえるのです。